004-003 そう思うと、少しだけ心が痛んだ
第1ゲームが終わった後も、第2ゲーム、第3ゲームと続いたけど、割愛しようと思う。
第1ゲームは、防戦だった。
有利ポジを取って、そこを只管防衛していた。
これは、you先輩が参加チームの様子見のために、と出した指示だった。
しかし、第2ゲーム、第3ゲームは違った。
果敢に激戦区に降り立ち、目に見える敵を駆逐して行った。
これもyou先輩の指示だが、この指示をyou先輩が出した理由は、ある程度無茶な立ち回りをしても勝てそうだったから、そして、キルポイントを稼ぐためと言うものだった。
見えた敵は撃破。漁夫に来た敵も撃破。探し出した敵も撃破。と言うキルムーブ極まりない行動を僕達のチームはしていた。
K.A.I.先輩がスナイパーライフルとか、グレネードとかで削って、僕とTomo先輩、you先輩で詰めて行く。
そんなパターンを繰り返し続けた。
正直、ゲーム開始から終了まで終始ドタバタしていて、何が起きていたのかを正確に覚えていないのだ。
だから、第2ゲーム、第3ゲームは割愛する、せざるを得ないのだ。
結果だけ書けば、全ゲームにおいて僕達は1位。順位ポイントは20pt×3で60pt。キルポイントは、第1ゲーム、第2ゲームは上限の8pt、24ptを取り、青天井の第3ゲームは脅威の56ptを獲得し、僕達は148ptでぶっちぎりの1位だった。
2位のチームとは100ptくらいの差だった。
そんな大差で勝利した僕達は運営からとある通達を受けることになる。
出場停止。
明確にそう言われたわけではないけれど、運営の言っていることをまとめると、そう言うことだった。
僕が「勝ちたい」って言ったから、こんなことになったのかな?
そう思うと、少しだけ心が痛んだ。




