『自滅する荒野行きの、現実』・・『詩の群れ』から
『自滅する荒野行きの、現実』・・『詩の群れ』から
㈠
意識上に、或る自分の影を見るかの如くだよ、だろうだ。
だろうだ、自滅する荒野行きとは、まさに、そのことだろうだ。
天空のリセットは、非常に遠い存在だと、感情が訴えてくるよ、だろうだ。
もう、いっそのこと、異次元に行ったらどうだい、え?
㈡
それが、難しいんだよ、どうにも、架空ばかり見てしまってね。
そうか、自己矛盾とは、しかし、非常に芸術的じゃないか、だろうだ。
だな、現実を見ろ、現実を見ろ、と、神は言うからな、だろうだ。
だろう、意味不明でも、生きていれば良いことあるよ、だろうだ。
㈢
つまりは、自滅する荒野行きの、現実ってことで、自滅すら、オールオッケーだろ、だろうだ。
そうだろうだ、意味不明含蓄して、荒野もまっしぐらだろうだ。