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夏の ある日

作者: すみ いちろ



























飛んでゆく


シャボン玉 のって


そよそよ と


風の 向こう


ふわふわ と


雲の 向こう


虹色 すべり台


望んでる


生まれること


誰かの もとへ


待っている


赤ちゃんたち


子どもたち


空の 向こう


虹の 向こう


シャボン玉


裸で 飛んでゆく


年 とって


シワシワの 体


何も 持たずに


風に のる


雲の 向こう


青空 ふきわたる


公園の 遊具


いつか 大人になる


シャボン玉


子どもたちの 声


どこか さまよう


風の 向こう


土に 落ちて


せみの 脱け殻


誰かの 想い


たくさんの 風


白い 雲  とけて


いつしか 消えてゆく


シャボン玉


飛んで ゆく


青い空 の 向こう


空に 羽ばたく 鳥




真夏の 卒業式




















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― 新着の感想 ―
[良い点] >真夏の 卒業式 私もここが好き。 最後の一行、大切ですね。
[良い点] 何かこう……ふわふわと包まれるようで、でもくすぐったくて。 誰かの人生を垣間見たような……優しい景色。 そんな想いを感じる素敵な詩でした(*´∀`*) 最後の言葉に心がぎゅっと締め付けられ…
2021/07/30 21:19 退会済み
管理
[良い点] ほぉ…ほぉ…ほぉ… すみさんや。 あれがあ〜なって、こ〜なるのか……? う〜む。。 まだまだ勉強せねばわからんの。 また老婆にも書き方を教えてくだされよ〜。 (夏バテで干からびた老婆に)…
2021/07/30 21:11 退会済み
管理
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