赤レンガの港で・・・1ー3
部屋に入りゴルツは、テオドールとジャンをベッドを入れたが、テオドールがゴルツ耳元で何かを言った。
「とりあえず、ポーションと薬を買ってくる」
ゴルツが、そう言って山賊の身ぐるみを持って部屋に出ると
「・・・テオドール、香辛料を買い取ってくれる商人が・・・居るのか・・・」
魔力切れで瀕死のジャンが、テオドールに言うとテオドールは、ニヤリと笑って
「実は・・・あってが、あるん・・・だよ」
ひどくやつれたテオドールは、無計画をした訳じゃない、テオドールは、続けて語った。
「この・・・港町にイングラム大商会が・・・あって・・・そいつらに売るんだ・・・」
と、テオドールは、語った。
一方のゴルツは、沢山の野菜や果物に交易品等を売ってる大通りを歩いていた。
キョロキョロと見ながら大通りの外れにある裏通りに入った。
裏通りには、強面の人や怪しげな人達が居て店には、娼婦や悪徳商人等が居るだけで、ゴルツが、この裏通りに来たのは、 テオドールが、耳元で語ったのは、裏通りにイングラム大商会の裏取引をしている所を教えたのだ。
ゴルツは、テオドールに言われた通りにイングラム大商会の裏取引所に着くと分厚い木の扉をノックをコンコンとさせると覗き穴から人の目が出て来た。
「誰だ?」
「売りたい物があります」
と、ゴルツがそう言うと覗いていた人は「分かったと」と、覗き穴を閉めて改めて扉が開く。