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通りすがりの・・・1ー5
3人は、スープを飲みながら、今後の計画を話していた。
「一旦、橋の町に戻るか?」
と、ジャンが、そう言うとテオドールは
「いや、赤レンガの港に行くぞ」
「マジかよ」
と、 驚くゴルツは
「ここから歩くと1週間は、かかるぞ」と、そう言うとテオドールは、こんな事を語った。
「あそこの港には、裏で取引してくる悪徳商人が、いる。その上、ぼったくりで、高めの値段を付ければいいし、文句を言えば、脅せばいいから、おまけに山賊どもの身ぐるみも売れるから」
テオドールの説明で二人は、それもいいねと、表情でして「では、明日の支度して寝るぞ」と、食い終わった木の皿と鍋をジャンの水の魔法で洗い終えた。
ゴルツは、山賊のゴルツ達の装備や武器等のリストを書いていて、水の魔法の魔力を使ったジャンは、疲労気味でカバンから小ポーションを出してチビチビと飲んだ。
テオドールは、港に行く地図を見ていて、やがて、たき火を消して3人は、寝た。