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通りすがりの・・・1―2
「危ない~危ない~もう少しで首を斬ると所だった」
別の草むらから、同じく覆面をした剣士が出てきた。
いつの間にか、剣士が居たことを気付かなかったが、「貴様、騎士の仲間か」と、ガタイがある山賊が、棍棒で殴ろうとしたらいきなり真っ黒になり振り向いたら
「えっ?」
そこには、同様に覆面をした大男が、立っていて狼狽えるガタイがある山賊だったが、ポカッと大男の拳が頭に殴られてガタイがある山賊は、気絶した。
残された山賊の達は、やや引き気味だったが、山賊の親分だけは「よくもかわいい子分を‼」と、両刃が付いた戦斧を振り回すが、騎士は、すかさず、石を拾い山賊の親分にめがけて投げると
「痛ってぇ」
と、ちょうど頭に当たり、うっかり戦斧を落とすと騎士は、剣を地面に刺して痛がる山賊の親分を飛び蹴りをして倒れている所で容赦無い殴りをしはじめた。
ボコボコと殴り、山賊の親分は、そのまま気絶した。
残された山賊達は、狼狽えていると騎士は、地面に刺していた剣を抜き山賊達に向けて一言。
「身ぐるみを置いていけ」