通りすがりの・・・1ー1
「その荷物を置いていけ」
「早くしないと、殺すぞ」
強面の男達が、荷馬車を襲っていた。
「ど、ど、どうか、お命だけ、け、は・・・・・・」
震える荷馬車の主である商人。
商人は、後悔していた。何故ならこの道は、山賊が、出ることを知っているつもりで、護衛の兵士を率いて歩いていたが、山賊が、出てきて護衛の兵士が、戦ったが思ったより強くてほとんど護衛の兵士達が、逃げてしまった。
「さあ、どえするか?」
鈍った言葉で、山賊の親分が、幅広い斧をトントンと地面についてはあげての繰り返してた。
商人は、怯えるばかりなので山賊の手下の一人が、痺れを切れたのか「もう、めんどくせ!」と、剣で商人を切り殺そうとしたら、突然草むらから、覆面をした騎士が、出てきたと思ったらいきなり山賊の手下に飛び蹴りをした。
「な、な、何だら貴様は‼」
いきなりの出来事で山賊の親分は、驚いていたら
「あ″あ″~どこぞの騎士様、助けてくれ~~
」
と、泣きじゃくの商人は、騎士にすがるとガンッと商人の頭をなぐったが騎士は「勘違いをするな、ここにいる全員の持っているものを置いていけ」と、騎士と思えない発言をしていた。
「何だと!」
「ふざけんな」
二人の山賊が、騎士に襲いかかろうとしたらシュパッと二人の髪が、キレイな逆モヒカンになった。