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決闘に申し込まれて・・・1ー2

――――――――――――――――――――――――――――


「決闘の内容は、こうだ。君が勝ったら、私の私兵として働く」


「はあっ!?何で」


決闘の内容に納得いかないテオドールだったが

「仮に君が負けるとこの人により役人に引き渡す事になるが・・・」

と、荷馬車の商人もニコニコの表情でアルバートが更に

「簡単に言うと私が勝って、盗んだ香辛料を私が買い取る同時に私兵になってもらう。無論、負けたらこの人に香辛料を返して、君達を役人に引き渡すと言う内容である」


そう説明を聞いたテオドール達は、仕方かなく決闘を受けた。


―――――――――――――――――――――――――――――


「勝っても負けても、俺達は、危機的状態だが・・・」


ゴルツが、そう言うとテオドールは

「ふん、相手は、成り上がりの商人だぞ。こっちは、貴族や騎士の剣術を持っている俺に勝てる訳が無い」

と、自信満々に言う。


「主殿、大丈夫ですか?」

ダムダが、そう言うとアルバートは

「いや~久しぶりの緊張感で、たまらないな」

「相手は、元貴族でその上、帝国の騎士でもあるので気を付けて下さい」

と、主人である彼を心配をしていた。


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