赤レンガの港で・・・1ー6
屋敷の中に入ったテオドール達は、屋敷の内装もビックリした。
鹿や熊の剥製や装飾の甲冑に金色の額縁に囲まれた絵画、見たことない異国の装飾品等が、ズラリと置かれていた。
屋敷の奥に進むとマホガニーの木材で作られた扉の前に着くと髭の人物が、「どうぞ、主がここに居ります」と、扉を開けると、薄暗い部屋だったが、乳香が焚かれていて奥には、美女に囲まれた人物が居た。
「君か?うちに香辛料を売りき来たのは・・・」
淡々としゃべる人物は、オーウェン王国のイングラム大商会の会長のアルバート・エヴァン・イングラムである。
テオドールは、アルバートの名をを知っていて相手の名を聞かずに
「そうだ」
「ほう、君らの名は?」
「俺は、テオドール。後ろに居るのは魔法剣士のジャンと戦士のゴルツだ」
と、テオドールが、答えるとアルバートが立ち上がり「かけたまえ、商談をしようじゃないか」と、自ら来客用の椅子を動かし招いた。
テオドール達は、警戒しながら椅子に座るとアルバートは、先程の美女達の場所に戻ると「食事をしながら商談の話をしようか」
アルバートが、鈴を鳴らすと食べ物をを持ってきたメイド達が入ってきてテーブルに食事やお酒、果物等を置かれた。
置かれた食べ物は、前菜のサラダに魚のソテーやホロホロ鳥の丸焼きに鴨肉が入ったスープ、できたての白パン等が置かれ、お酒は、ラヴァン王国産の赤ワインとヒューゲル帝国の黒ビール。
果物は、ブドウや洋ナシ、リンゴ・青リンゴ、モモ、ザクロ・イチジク等を見慣れた果物の以外にスイカ、バナナ、パパイア等の異国の果物があった。
小説の作成やや遅れてしまった。