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異世界レーシング  作者: 吉澤悦男
3/24

最初の改良

大体いつも、2000文字前後になってしまいます。パソコンでは無く、タブレットなので、カットアンドペースト出来ないので、同じ文章にならず、微妙に違いが有りますが、御容赦を。

 3っつ目のヘアピンコーナーだ。しかも右コーナー。


 もう、フルブレーキ!


 とりあえずピットまでたどり着かなくっちゃ。それにしても姿勢が安定しないな。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

¦ 20HP  リズ

¦ 1,スターターが無い ¦ イグニッションコイルが必要

¦ 2,フロント右タイヤがトーインする ¦ ハブのグラ付き

¦ 3,タイヤが跳ね返る ¦ ダンパーが必要

¦ 4,姿勢が安定しない ¦ スタビライザーが必要

¦................●●●●

¦....................●

¦....................●

¦.............●●●●●●●

¦......●●●●●●●

¦.....●

¦......●●●●●●●●

¦..............●

¦..............●

¦..............●

¦...............●●●●●●

¦.....................●

¦....................〇

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 これで2周目もピットスタートと言う事か・・・ まさに一発勝負だな・・・

 最終コーナーの手前に、ピットに入るピットレーンが有り、車線変更する。


 よし、上手く入れた・・・ 後は、おっ! いたいた、ドリュウスさんだ。ピットに着くなりジャッキアップだ。

「右のフロントタイヤです」


 ボクもクルマから降り、タイヤを確認する。

「片減りしている。バーストしなくて良かった」


 タイヤを外すと、やはりハブがグラ付いていた。


「これは単にボルトの緩みじゃなく、シャフトが曲がっています。この羽根をハブの前方に差し込み、固定させるんです」


「良し、任せな!! お前はコックピットに入ってるんだ」

 カーライルは右手を上げると、調整に取り掛かった。


「これで良し、タイヤを付けるぞ」

 手際良くタイヤを取り付けると、ジャッキを外す。


「行け!!」

 ドリュウスさんの合図で2周目の開始だ。ドリュウスさんから念話が来た。


〈2周目の目的は、修理に問題が無いかの確認と、ハンドリングの確認だ。とにかくコースを覚えることに専念するんだ〉

〈了解です〉


 まず、ハンドルから手を放してみる。自然とタイヤが直進方向へと向き、真っ直ぐ走る・・・

 ハンドルを左右にソーイングしてみるが、タイヤのグラ付きも感じられない。

 よし、コースインだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

¦ 20HP  リズ

¦ 1,スターターが無い ¦ イグニッションコイルが必要

¦ 済,フロント右タイヤがトーインする ¦ ハブのグラ付き

¦ 3,タイヤが跳ね返る ¦ ダンパーが必要

¦ 4,姿勢が安定しない ¦ スタビライザーが必要

¦.....●●●●●●●●●●●●●●○

¦...●●...............●

¦..●.................●

¦.●...........●●●●●●●

¦.●....●●●●●●●

¦.●...●

¦.●....●●●●●●●●

¦..●...........●

¦...●●.........●

¦.....●●.......●

¦.......●●●●....●●●●●●

¦...........●●●.......●

¦..............●●●●●●●

¦ コース名 ¦ SUKUBA・サーキット

¦ コース長 ¦ 2045,0m

¦ 高低差  ¦ 5,3m

¦ コーナー数¦ 8

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 このメモ帳、マニアックだ、コースの説明まで、出てきた・・・


 2周目の第1ヘアピンだ。最初と同じノリで、突っ込んでみる。

 ・・・やはり、曲がり切れないか。まあ、少しフロントが内に入る様になったし、。 上出来だ・・・


 ブレーキポイントをもう少し手前にすれば良いのかな?


 少しづつ、走り方が解って来た。ブレーキを遅らせてコーナーに突っ込むより、手前で減速を完了させ、早めのアクセルでコーナーを曲がる方が、結果速そうだ。


 S字を抜け、第2ヘアピンでは、早めのブレーキングを心掛ける。

 良し良しここからインに向けて・・・


 あっ! フロントタイヤがアウトに流れる・・・ もっと減速するべきだったか?

 パニックブレーキになりつつ、なんとかコーナーをクリア出来た。


 右のL字コーナーは、2つ手前の標識で、チョンブレーキ。こぶし2つ分右に切り、フルアクセル!


 よおーし、第3ヘアピンだ。早めのブレーキで、インをショートカットする様に・・・

 うーん、きついな、曲がり切れない・・・ ハンドルの切り込み量が足りないのかなあ?


 最終コーナーでは、姿勢が安定したが・・・ 足回りを固めたら、もっと攻められるだろうになあ。


 そして3周めは、これまでの注意点に気を付けながら、無事に走りきった。多少のミスは有ったものの・・・


 3周のタイムアタックを終え、計測タイムを大会に申請した。


 結果は5位だった。ガクゼン!


 顔に出ていたんだろう、みんなが気遣ってくれている。

「5位なら充分だ、本選で決めてやれば良いんだ」

 ドリュウスさんは慰めてくれるが、今はそれ処では無い・・・


「決勝戦は明日の何時からでしょうか?」

「おっ! おう・・・ 明日の昼 1時からだ」


「じゃあ、早速準備に取り掛かりましょう」

筑波サーキットのコースと理解していただけると、嬉しいのですが…

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