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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

おばあちゃん、あかねちゃんはもう食べたでしょ?

作者: 華城渚
掲載日:2025/04/23

※これは意味が分かると怖い話です。


後書きにて解説っぽいヒントがあります。

私にはおばあちゃんがいます。 年齢は八十八歳です。

いつも健康的に生活していて、ボケてるってこともありません。

でも、毎日必ずやることがあるんです。


それはあかねちゃんを食べることです。

あかねちゃんは私の同級生兼恋人です。

とってもかわいくていつもニコニコしています。

成績もよくて先生やほかの同級生からも評価が高いです。


そんなあかねちゃんをおばあちゃんは食後に食べます。

比喩的な意味ではないです。ちなみに好きな部位は腕らしいです。

いつも腕ばかり食べています。 味変に足を食べることもあるみたいです。


あかねちゃんはそれでも笑顔を崩しません。

むしろ元気に腕を食べているおばあちゃんを見るのが嬉しいみたいです。

腕がなくなって死ぬほど痛いはずなのに、次の日には直ってるからいいみたいです。


あかねちゃんは傷を負っても次の日には綺麗に直ってしまう特異体質の持ち主です。

そのことは学校では内緒にしているみたいですが、恋人である私にはこっそり教えてくれました。


いつだったかあかねちゃんが私の家に遊びに来たことがあります。

その時に私とあかねちゃんが付き合っていることをおばあちゃんに話したんです。

おばあちゃんは祝福してくれました。 女の子同士でも関係ないって言ってくれました。


そんなおばあちゃんに心を許したあかねちゃんは特異体質の話も一緒にしてしまいました。

すると、おばあちゃんは少し考えた後自分の部屋に帰っていきました。


気持ち悪いと思われたのでしょうか?

あかねちゃんとどうしようか相談していたところ、おばあちゃんが帰ってきました。


おばあちゃんは今後私に肉を提供するなら交際を認めると言ったんです。

なんの肉をあげればいいのか聞いてみると、おばあちゃんはゆっくりあかねちゃんの方へ指をさしました。


正直、その時は状況を飲み込むことができませんでした。

だって今までボケたことがないおばあちゃんがいきなり人肉を欲しがるなんて怖い以外にないじゃないですか。


でも、あかねちゃんは笑顔で受け入れたんです。

それで交際を認めてもらえるなら安いものだと。

顔はずっと笑顔でした。 でもその笑顔はとても辛そうに見えました。


それから毎日あかねちゃんは遊びに来るようになりました。

おばあちゃんに自分の肉を提供するために。


毎日おばあちゃんは一心不乱に食べ続けています。

その内毎回来るのが面倒になったからか、あかねちゃんは私の家に住むことになりました。

同棲できるのは嬉しいですが、なんとも言えない気持ちでもありました。


おばあちゃんもあかねちゃんもにこやかに過ごしています。

普段の生活でも肉を食べているときでも。

それを見ていると次第に私も笑顔になっていきました。


二人が仲良くなっているのを見て嬉しくなったんです。

これから三人でたくさん思い出を作っていけるのかなって思っていました。



この生活が続いてから半年は経過したと思います。

おばあちゃんに異変が起きました。


なんだか若返っているように見えるのです。

パッと見て五十歳前後でしょうか。

メイクしているわけではないらしいので驚いています。

あかねちゃんはそれを見て嬉しそうでした。


変わったことはまだあります。

おばあちゃんが食べる肉の量が増えている気がするのです。


今までなら腕一本食べれないくらいでしたが、二本食べてもまだ少し余裕がありそうでした。

あかねちゃんは食欲があってよかったと笑顔で言っています。

私もそのやり取りを見て嬉しく思います。



それから日が経つごとにおばあちゃんは若返っているような気がします。

一年で私たちと同い年、一七歳と言ってもおかしくない見た目になりました。


髪は白髪から綺麗な黒髪になり歯もすべて生えそろっています。

あかねちゃん?はそれを見て嬉しそうです。

理由はわかりませんがおばあちゃん?が元気ならそれでいいと思いました。


あかねちゃん?とはずっと恋人関係を維持し続けていました。

まだ多感な時期なこともあって、そういうことにもお互い興味がありました。

おばあちゃん?の食事が終わった後、私の部屋であかねちゃん?とシタことも何回かあります。


ですが、楽しい生活も終わりを迎えようとしていました。

突然あかねちゃん?がいなくなったのです。

家には私とおばあちゃん?の二人だけになってしまいました。


きっとおばあちゃん?があかねちゃん?を全部食べてしまったのでしょうね。

でも私は悲しくはありませんでした。

きっとこの先も愛してくれると信じているからです。


解説っぽいヒント


・誰が狂っていると思いますか?

(これは人によって考えが変わるかもしれませんね。

 ちなみに私は主人公だと思います。)


・あかねちゃんとおばあちゃんに?がついているのはなぜでしょう?

(見分けがつかなくなっているのでしょうか......)


・なぜ途中で1人いなくなったのでしょうか。

(いなくなったのはあかねちゃん?それともおばあちゃん?

 おばあちゃんは食欲が戻ってきてたみたいですね......つまり?)

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