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ブレスネットの君④ 飯はちゃんと食えよ、お疲れさん

法律事務所を後にして、友人に連絡する。


先輩からの着信は10件を超えていた。


同僚から「割り振りの分は終わったんだけど、先方の機嫌が悪かった。ミスはなかったみたいだから焦ったよ」

とメッセージが届いていた。


とりあえず、仕事は終わったようでほっとした。


先輩が一人暮らしの家に来るかもしれないと事務所の方が忠告してくれたので、今日はビジネスホテルに泊まることにした。


鍵を渡していなくて本当によかった。


明日は会社を休んで、一旦家に帰って、必要な荷物だけを持って実家に帰ることにする。


実家には事務所の方が連絡してくれたので助かった。


本当はすぐに実家に帰って来い、迎えに来ると言っていたんだけど、今日は遅いし明日の昼に来ると伝えた。


友人からメッセージが届く。


「今、どこ?駅?」


「事務所を出たところ、これからビジネスホテルに行こうと思って」


ビジネスホテルは予約したのでこれから向かうのだ。

その前にご飯と着替えなどを調達しよう。


「わかった、気をつけてな。こっちはまだ仕事。飯はちゃんと食えよ。お疲れさん」


「事務所を紹介してくれてありがとう、めっちゃ話しやすかったよ!助かりました」


「よかった」


あとは友人達からのお問合せのメッセージ。


どう対応しようかな。


スマホの充電もあまり無いが、事務所の方が充電器を貸してくれた。


駅前の商業施設で夕食をとり、必要なものを購入しビジネスホテルに向かう。


「疲れたー」


ビジネスホテルの部屋のベッドにダイブした。


月曜日だというのに本当に疲れたのだ。


友人に彼女がいるかを聞くのも忘れていた。

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