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家紋武範様主宰企画参加作品

もう遅いんだ!


「俺が悪かった、許してくれ!」


「今更そんなこと言われても、もう遅いんだ、許せる訳が無いだろうが!」


「頼む、許してくれー」


私はこいつに何もかも奪われたんだ。


結婚を約束していた彼女を奪われ、ほぼ決まっていた就職先もこいつに横取りされた。


それでも、偶に見る。


大学に入学して入ったサークルでこいつやこいつの妻になった彼女と初めて出会った時の事や、サークルの飲み会で酒を飲み語り合ったあの日々を思いだしながら3人で酒を酌み交わす夢をだ。


でもそんな事は絶対にあり得ないんだ!


だって私はこいつに殺され、怨霊となってこいつの前に今立っているのだから。




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― 新着の感想 ―
[良い点] そりゃあり得ないですよね。 殺し方も足がつかないやり方だったんでしょうね。まさか怨霊が復讐にくるとは。 企画参加ありがとうございます!
[良い点] 自分が想像していない終わり方で、驚きがあって楽しかったです。 失意からの自殺……じゃなく、殺人なのですね。 事件の真相が気になります♪
[良い点]  化けて出たのですね。  幽霊も夢を見る。  面白い発想でした。
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