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diver  作者: 不知火 美月
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あの日から、私の青春はがらりと姿を変えた。


「おはよう結ちゃん」


容姿端麗、成績優秀な彼はあっという間にクラスの人気者となった。男女分け隔てなく関わる彼の人柄に皆が惹かれた。それに、


「航、今日5現体育だぞ!今度はボール持つなよな」


「あはは、気をつけるよ。運動はどうも苦手みたいだ」


「なんだそれ!確かにボール1度も蹴れなかったよな、挙句にサッカーボール持って走った時はマジ爆笑だったわ!ギャグで挽回するとか本当やるなーお前は!」


運動全般がダメダメ。でもそんな所が親近感を湧かせ、彼に妬み嫉みを抱く人は1人もいなかった。寧ろ天然が過ぎて心配になってくるくらいだ。

この前も授業中、


『結ちゃん、このpen書けなくなった。もしかして充電が必要のタイプだった?』


と、芯の切れたシャーペンを見せられて驚いたものだ。


「だけど何で勉強は最強なのに運動は出来ないんだろうな?」


「確かに、英語はペラペラだし数学は全部暗算で解いた事あったよな。理科の実験も周りの関係ない物使って効率上げて先生まで驚いてたぜ?」


「神様は全ては与えてくれないんだよ。良い所があれば悪い所も必ず・・・あるんだってさ」


気のせいだろうか、彼の顔が一瞬陰ったように見えた気がした。



【お読みいただきました皆様へ】


本日も御来店ありがとうございます!


少しでも面白いなと思って頂けましたら、広告欄下の★★★★★をタップして頂けますと、大変不知火の励みとなり、筆も投稿も早くなるかと思います!!

そして、続きが気になったそこの御方!

是非ブックマークを押してお待ちください!!


これからも、どうか末永く宜しくお願い致します。


長くなりましたが、またの御来店お待ちしております。

不知火美月

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