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部誌の足跡  作者: 春夜
2/3

※ゴミを捨てるな

お題「便り」

  ザザー……ン

 昔どこかで小さなビンに願い事を書いた紙を入れて海に流して、それを何処かで誰かが拾うと願いが叶うとか、そんなような話を聞いた覚えがある。きっと絵本で読んだとか、小さい頃にお伽話のように聞かされたとかだろうし、信じているわけじゃないが、本当に誰かが拾って中身を読むことがあったら、それは素敵なことだと思う。誰に届くかわからない、読んでくれるかわからない、そもそも人の手に渡らないで朽ち果てるかもわからない。そうやって行先を想像すると少し心が踊る。

 ちょうど今、手元にペットボトルがある。炭酸用の衝撃に強い丸いフォルム。中身はもう乾いているし、紙を入れても問題無いだろう。ああでも、今手元にはちょうどいい紙と浸水したとしても消えない油性のペンがない。じゃあかわりに何を入れればいいだろうか。日本伝統の折り紙でも入れれば、もし外国に着いたときに喜んでもらえるかもしれない。でもなにも折り方を覚えてないないな……。

 そんなことを考えていると、友だちがビニール袋や缶で半分ほど溜まった透明なゴミ袋とゴミ拾い用の大きなトングを持って近づいてきた。

「どのくらい集まった?」

 得意そうに自分が拾ったゴミを見せてくる。

 今は単位のためのボランティア活動中。近所の海の砂浜をゴミ拾い中だ。

 ごみ拾いをしている人の目の前で海にペットボトルを流そうなんて考えていたのは誰だ。そんな考え二度と思いつかないように懲らしめてやろう。

うまく書けているかわかりませんが、一応ギャグっぽく書こうと思って書いたものです。

ちなみに一人称が一度も出てきていないことに気が付きましたか? 主人公の性別を何として読んでいたかは人それぞれだったと思います…。

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