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~これもひとつの愛の形~

自分の身体が喰われる音が聞こえる

ボキバキ・・・・・・ ぴちゃぴちゃ・・・・・・

そいつは口の周りも中も真っ赤にして

夢中で僕を喰らい続ける


痛みはほとんどない

僕を喰らうそいつが愛おしくってたまらない


僕がそいつをじっと見つめていても

そいつは僕の視線なんか全く気にしない

腹に頭を突っ込んで ガツガツ内臓を口の中へ

そして

美味そうに嚥下する


だんだん意識が途切れてきた

僕はもうすぐ 消えて無くなるのだろう

そして

僕はそいつの血となり肉となる

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