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~目隠し鬼~
歪みは次の歪みを生む
そして その歪みはまた・・・・・・
闇の中の目隠し鬼
誰が鬼で 誰が逃げているのか
それすらもわからない 深淵
壊れてしまうかもしれない
それでも
歪みは正すべきなのだろうか?
崩壊を免れるために
歪みを正さず そのままにすべきなのだろうか?
「鬼さんこちら、手の鳴る方へ・・・・・・」
微かな声と手拍子
両手で周りを探りながら歩く
広さもわからない 暗い空間
目隠ししたまま 歩を進める
繰り返される問い・・・・・・
闇と歪みとが広がってゆくだけ・・・・・・
貴方に手が触れた
「捕まえた♪」
空いた手で 目隠しを取る
そこには闇しかない
私も何も掴んではいない・・・・・・
手拍子も声も もう聞こえない
ねぇ、だれかおしえて・・・・・・
どうしたら こたえを
みつけられるの?




