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白から黒に。黒から白に。  作者: はりまる
9/31

9話

―次の日―


瑞「姉ちゃん調子どう?」


奏「少し喉が痛いくらい。明日には復帰できそうかな」


瑞「わかった、それじゃ今日も大人しくしててね」


奏「はい〜」



奏「あれ、そういえば誰にノート写させてもらおう…」


回らない頭で考えてもわからないため、クラス委員長に連絡する。


“すみません。風邪を引いてしまって、ノート写させていただいてもいいですか?”


“OK”という可愛らしいスタンプが返ってきて意外と思いつつ、“よろしくお願いします”とだけ送り、深い眠りにつく。


―次の日―


朝から何やら騒がしい。せっかく風邪も治って気持ちよく起きたのに。


どうやら警察の人がこの辺りに聞き込みを行っているらしい。


警察「おはようございます。その制服ですと総縁学校の方でしょうか?」


奏「はい」


警察「後程、学校に伺いますのでその時はよろしくお願いします」


奏「は、はぁ」


警察「それではお気をつけて登校してください」と敬礼をし、次の家へ行く。


一体何があったのだろうか、考えてもわからないためそそくさと学校へ向かった。


―学校―


何やら警察と先生方が話し合っている。学校関連で何かあったのだろうか。


急激に憂のことを思い出す。


憂に何かあったのだろうか?


嫌な想像を繰り返してしまう。


頭の中の雑念を振り払い、クラスに入っていく。


クラスも少しざわついていた。


委員長は毅然として朝勉をしている。


奏「委員長さん、ノート写させてもらっても…」


委員長「あ、それならこれ」カラーでノートをコピーしてくれたようだ。


奏「あ、ありがとうございます!」


委員長「図書室で無料コピーできるの。風邪が治ってよかったわね」と清々しく言い放ち、自分の勉強に戻る。


奏「かっこいいなあ…」委員長に聞こえないように言い、自分の席に戻る。


すると校長先生が入ってきて朝礼が始まる。


校長「大変申し上げにくいのですが、昨日、仁乃先生がお亡くなりになられました」




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