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白から黒に。黒から白に。  作者: はりまる
3/31

3話

奏「憂の家って初めてきた」


たな「このマンションの3階みたいね。早速行きましょうか?」


奏「レッツゴー!」



マンションの自動ドアをくぐる。


フロントに話をつける。


フロント「憂さんの先生とご学友ですね?証明できるものをお持ちですか?」

それぞれ学生手帳と証明証を出す。


フロント「はいはい。御確認できました。309号室です〜お帰りの際も鍵とお声がけください〜」

たな「ありがとうございます!」


奏「9号室って角部屋?」

たな「マンションによるんじゃないかな?」


奏「憂はいいマンションに住んでるなぁ」

たな「奏ちゃんだっていいおうちに住んでるじゃない?」


奏「一人暮らしと実家暮らしって何か違くない?」

たな「そう?実家の方が楽だと思うんだけど」


奏「たなちゃん先生は一人暮らし?」

たな「そうそう、実家が恋しくなるのよ〜。洗濯とか食事が勝手にされるって贅沢なんだよ?」


奏「それは一理ある!」


たな「実家を出たはいいものの、出費も色々あるし、結局自分に使えるお金も少ないしねぇ」


奏「先生はやっぱり薄給なの?」

たな「薄給ってわけじゃないんだけどね。どうしてもお金遣いが難しいといいますか…」


奏「お!309号室!」


たな「呼び鈴押してみようか?」

奏「私が押すー!」


たな「どうぞ〜」

ピンポーン。ピンポーン。


たな「出てこないね?」

奏「たなちゃん先生開けちゃってください!」


たな「そのための鍵だしね」

ガチャガチャ。


奏「憂―!いないのー?」

たな「憂ちゃん?まだ帰ってきてないだけ?」


奏「憂―?あがるよー」

たな「失礼します」

暗闇の中、スイッチを模索し、電気をつける。


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