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16話
奏「非通知だ…」
一瞬考えたが、出てみることにした。
奏「もしもし?」
「…」
何か電車の通るような音が聞こえる。
聞き覚えのあるアナウンス。
奏「もしもし?」
ツーツー…
奏「切れちゃったけど…駅のアナウンス?」
すでに夜は10時を過ぎている。女子高生が出るには危険がある。
奏「何も言われなかったし、気にしなくていいかな」
飲み終えたカップを片づけ、電気を消し、部屋に戻る。
―次の日―
しっかり眠れたのか、起きた時は5時を過ぎていた。
奏「なんか久しぶりにしっかり眠れたかも」
朝支度をする。
朝ご飯の支度をしながらテレビを見る。
『昨日23時頃川代駅にて事故があり…』
奏「川代ってすぐそこじゃん…こわぁ」
食卓にご飯を並べると瑞が起きてくる。
瑞「姉ちゃんおはよ」
奏「おはよ。ご飯できてるよ」
瑞「いただきます」
奏「召し上がれ。お弁当も置いておいたから」
瑞「はーい」
一緒に朝ごはんを食べる。
奏「駅で何か事故があったみたいだから瑞ちゃんも気をつけてね」
瑞「そうなんだ。わかった。ごちそうさま」
奏「お粗末さま」
―
奏「本当だ、警察の人がいる…夜中に起きた事故なのに…」
関わらないように学校へ向かう。
学校はいつも通りだった。たなちゃんがいないこと以外は…
奏「帰りにまた憂の塾行ってみよ」
放課後、昨日行った塾へ向かう。
奏「何かあったのかな?」




