15話
瑞「用件終わった?」
奏「うん、帰ろうか」
瑞「そうだね、この辺夜になると人少なくなってくるらしいから早く帰ろう」
―自宅―
瑞「それじゃお風呂やってくるから洗濯物回収よろしくー」
奏「わかったー」
洗濯物を回収しに、屋根付きのベランダに出る。
ご飯を何にするかを考えながら洗濯物を縁側で畳んでいると何故か視線を感じた。
瑞「終わった?沸いたらお風呂入るからご飯の用意よろしくね」
奏「うん」
瑞の視線だったんだろうか。視線を感じなくなっていたのできっとそうなのであろう。
畳んだ洗濯物をタンスに収納してキッチンに行く。
奏「それじゃパパッと作っちゃいますか」夜ご飯と朝ごはん、お昼のお弁当に入れるものを作るのがこの家の鉄則。両親
が基本遅いか、帰ってこないため瑞と話した結果である。
奏「この間は瑞ちゃんに色々してもらったからちょっと頑張ろ」
―
瑞「それじゃいただきます」
奏「いただきます」
瑞「あれ?なんか唐揚げ美味しくなった?」
奏「今日は時間があったから2度あげしてみました!」
瑞「衣がさっくりするから美味しいね」
奏「瑞が唐揚げ好きなのを思い出して、鶏肉買ってきていたからついでに」
瑞「ついでに作るようなもんじゃないと思うけど」
奏「まぁまぁ、気にしない気にしない」
―
瑞「それじゃ、片付けしちゃうね」
奏「ありがと〜。少し休んだらお風呂入る〜」
瑞「勉強した後そのまま寝ちゃうから、電気は全部消しちゃっていいから」
奏「オッケ〜」
―
奏「憂…どうしたんだろう…」
お風呂に潜る。ブクブクブクブク…
風呂から上がり、髪を乾かす。
奏「たなちゃん…塾には行ったのかな?聞き忘れちゃった」
歯を磨き、パジャマを着てお湯をゆっくり飲む。
至高のひと時を過ごした時一本の電話が来た。




