13話
奏「訳がわからない…」
考えていたら夜が明けてしまっていた。頭痛がしながらも登校する準備をする。
瑞「姉ちゃんクマすごいよ」
奏「眠れなかった」
瑞「そうか…それじゃ僕はもう出るから片付けと鍵よろしく」
奏「わかったー」
−
食器を片し、家を出る。日差しが眩しい。目がしっかり明けられない。誰かいる気がしたが目を擦ったら誰もいない。気
のせいだろう。
歩き始める。
足がなぜか重い。
来た道を覚えていなかったが、学校に着いたらしい。
学生は大半元気な子がいたが、私たちのクラスはドス黒いものが渦巻いているようだった。
午前中の授業は魂が抜けたようだった。
昼は食べる気が起きず、眠っていた。
午後の授業も覚えてはない。
気がついたら学校が終わっていた。鞄を持ち、下駄箱に向かう。
校門を出る時瑞が待っていた。
奏「瑞ちゃんどうしたの?」驚きが隠せなかった。
瑞「昨日買い物忘れたから今日の夜ご飯がないんだよ。だから一緒に買いに行くの、手伝おうかと思って」
奏「そういえば、そうだね…あ、でも財布が」
瑞「だから一回家に帰って持ってきた」
奏「通りで荷物がないわけだ」
瑞「一週間の量は多いからね」
奏「それじゃ行こうか」
瑞「早く行かないとタイムセールに遅れちゃう」
奏「どこ行くつもり?」
瑞「いつもは午前中行くからわからないかもしれないけど、平日午後には安くなったりするんだよ」
奏「それは早く行かねば」
仲良く二人で歩む。
―
奏「今日はハンバーグかな」
瑞「いつもの店と違って、安く済んでよかったね」
奏「確かこの近くに憂が通っている塾があったはず…」




