12話
瑞「姉ちゃん、大丈夫?」
奏「うん…よくわからない」
瑞「今日は外でご飯食べる?」
奏「たまにはそうしようか…」
瑞「それじゃ、行こうか」
―
瑞「何が食べたい?」
奏「さっぱりしたものがいいかな」
瑞「うどんかお蕎麦でいい?」
奏「うん」
―
帰宅すると一人の警察官が待っていた。
警察官「すみません、もう少しお話しいいですか?」
瑞「外では辛いと思うので中へどうぞ」
警察官「いえ、少しだけですので」
奏「なんでしょうか?」
警察官「憂さんの家に行った時電話が通じ辛かったのは確かですか?」
奏「部屋の中では…仁乃先生が電話を取った時は外に出たら解消されたみたいなんですけど…」
警察官「なるほど…わかりました。ご協力、ありがとうございました」
奏「何がわかったんですか!?」
警察官「それは捜査上言えることでは…」
奏「私たちには何も教えてくれないんですね…」
警察「…神農憂さんの部屋は盗聴されていた形跡が確認されました。よってノイズが発生したのだとおもいます」
奏「え?」
警察「ここまでです。それではご協力ありがとうございました」
早々と立ち去る。
瑞「憂って姉ちゃんの友達の?」
奏「うん…どういうこと?」
瑞「わからないよ…」
―
奏の携帯は一切鳴らなかった。
警察から聞いたことを確認する。
憂の家はなぜか盗聴されていた可能性がある。その日の夜仁乃先生が亡くなったと推定される。発見されたのは二日
前、その間先生はどこにいたのだろうか…?




