参拝する私の願い
掲載日:2021/11/10
鳥居に向かって一礼し、前へと進む
一歩踏み込んでみると、そこは現世と隔絶された空間だと感じる
立ち並ぶ木々は私の視野を塗りつぶしていく
澄み切った空気は私の心をどう見ているのだろうか
道の端を歩きながら何を願おうかと考える
「お金持ちになれますように」
「有名人になれますように」
「夢が叶いますように」
どれもが捨てがたい願いであり、私の本心である
我ながら邪な人間だなと少し苦笑いをしてしまう
本殿に着くととても参拝客が多く、活気に溢れていた
どうやら今日は七五三らしく、子供連れが多い
綺麗な衣装を見に纏った子供達が神社を彩っている
子供達の笑声がこだましている
本殿前には多くの家族連れがいて、参拝している
笑顔で話す家族や写真を撮る家族、泣きじゃくる子供をあやす家族
様々な家族が参拝をしているが、親の願いは1つだろう
前の家族が参拝を終え、私の番が回ってきた
私が願うことは既に決まっていた
11月の青空の下で手を手を合わせ、七五三に彩られた神社の中で願いを込める
「この子供たちが笑い続ける事ができる未来になりますように」




