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resce person  作者: kazuki
8/10

第8話 楽な仕事

 翌日、空を見ると黄昏の光が私の部屋に差し込んでいた。

 今日は、会社出勤1日目だ。

 しばらく歩くと駅に着いた。今日は、やけに人が多い。

 私は、詰め詰めの車内を人をどかしながら座る場所を探した。

 あるはずがない。

 しばらくすると車内が空いた。どうやらここらは大都会らしい。

 車窓から景色を見ると、周りは大都会にたちめぐされ、雲のようになっていた。

 前来たときは、こんなとこ見てもいなかった。

 乗車率は、20%ぐらいであった。私は誰も座ってないイスを独り占めし座った。

 「ふー」

 日ごろの疲れがどこかに消えうせた。

 そしてようやく駅に着いた。

 急いでバスにのり琴羽警察署についた。ここらの雰囲気は、あんまり

 変わらないのでいご心地が良い。

 そして私は、扉をひき中に入った。

 「すいませーん」

 「あぁいらっしゃいましたか。とりあえずお上がりください」

 「あのー失礼ですがお名前はなんと申されるのですか?」

 名前が分からないのであればこれから困る。

 「あぁ私ですね。山本修治といいます」

 「修治さんですか。いいお名前ですね」

 私は、嘘をついた。全くいい名前だとは、思わない。

 「ありがとうございます。室井さん」

 「あぁこちらこそ」

 「それよりこちらが、主な仕事場です。携帯などは、使用可能です」

 「へぇー」

 なぜ、携帯が使用可能なんだ!?不思議としか言いようがない。

 「では、さっそくパトロ−ルのほうに出かけてください。2時間ぐらいで帰ってきてください」

 「え・えぇ分かりました」

 あまりにもいきなりなので私は、動揺を隠せなかった。

 というか、研修は?

 それがないのが、一番不思議である。

 私はこの仕事をすぐやめそうである。

 「あぁ、それと私服でいいですよ」

 一番予想外な一言。全く警察という感じがしない。

 私は、そっちのほうが楽だが。

 早く家に帰りたい。あまりにも面白くない。

 とりあえず私は外へ出、パトロールに出かける。

 私を冷たい北風がまとわりついた。

 

 今は、この仕事が続くかが心配である。 

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