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resce person  作者: kazuki
10/10

第10話 決断を迫られるとき

しばらく自転車の事故で骨折しました。全治1ヵ月ほどかかります。更新は、しばらくありません

しばらくすると、山本がこう言った。

「では、そろそろ帰っていいですよ」

 私はいきなりの発言に驚いた。

 ほんとに楽だなこの仕事。

 多分日本一だ。

 しばらくすると、ほかの人たちが帰っていた。

 「よし、私も帰ろう。ではさようなら」

 「あぁさようなら。あと明日休みですからね」

 あしたは、平日だ。ほんとにいいのか?

 でも、無理に仕事をすることもない。

 

 家に帰ると結衣と他の人物の口論が聞こえた。

 聞いたことがある声だ。

 「もう、出ていってよ」

 「あなたが、家に帰るまでは絶対に帰らない!!」

 聞いたことがある声だった。

 それは、第2話で登場した過保護の姉だった。

 そうと分かると私は、急いで家の扉を開けた。

 「何、してるんですか?」

 「やっと来ましたね、室井さん」

 「人の家に勝手に上がりこんで、不法侵入ですよ」

 「あんたは、この妹を誘拐してるじゃないですか」

 「はぁ?」

 「言い訳無用!!」

 「とりあえず、今日はお引き取りください」

 「じゃぁ、この妹を連れていくわ。室井さん」

 そういってこいつは、結衣を指差した。

 しばらくしてから結衣は反論した。

 「いやなものは、いやなの。国民は自由権があるはずでしょう。

  まずは、憲法の基礎から学びなさい」

 話しがかみ合ってない。

 しばらくして姉は、時計を見た。

 「あらもうこんな時間。とりあえず今日は帰りましす」

 ただ逃げたいだけなのではないのか?

 とりあえず早く帰ってほしかった。

 姉は、早歩きで扉をあけ去っていった。

 「結衣。何があったんだ?」

 「実はね、いきなりあいつが来てね。家に帰れと言い出したの。

  でもね帰ったらどうせこきを遣わされるだけだしね、母もいない。

  と私は言ったんだ。そしたら、なんか口論になちゃったんだ」

 「そうなのか」

 「それとね、あいつここにまた来る気だよ」

 こんなことを聞くと、結衣が危なくなるかもしれない。

 「ここに、いたいか?結衣」

 私は、結衣をきずかった。

 「いたくないけど、実家に帰るよりはまし」

 「そうか………移住するか?」

 私のいきなりの切り出しに結衣は驚いた。

 「え・えっ?そんなことできるの?」

 そりゃそうだ、第1そんなに簡単に移住できるものではない。

 さらに引越し業者も雇わなくてはならない。

 「そうだよな、結衣。いきなり無理な話持ちかけてゴメンな」

 「いや、いい方法がある」

 「なんだ」

 「荷物は、全て売って何処かにいけばいいのよ」

 「それはいい考えだが、どうやっていくんだ?それに東京とかそこらじゃ無理だぜ」

 「何故?」

 「すぐに見つかっちまう。見つかったら、多分私は誘拐容疑で逮捕されるかもしれない」

 「なんで、逮捕されるの?」

 「それは、あんたとこの家族が娘を連れ去られたと認識していれば逮捕できる」

 「でも、本人が違うと言えば良いんじゃないの?」

 「世の中は、そんな甘いもんじゃない。警察っていう者はな

  逮捕していかないと意味がないんだ」

 「裁判で本当のことを言えば良いんじゃないの?」

 「裁判官はな、無罪ばっかり判決していれば出世できないんだよ」

 警察の事実は、職場の上司の山本から聞いた。

 彼は私を信頼してくれるなかなかいい奴だった。

 しばらくして結衣は、パソコンの電源を入れた

 「なにしてるんだ?」

 「この前ね、インターネットで旅行のこと調べててたら面白いもの見つけたんだ」

 どうやらこいつは一度旅行のことを計画していたらしい。

 しばらくして、結衣はとあるサイトを開けた。

 それは、JRのものだった。

 そこには、こう書いてあった。

 「日本何処でもいける電車のパスが発売!!

  値段は、一人五日分で11500円。

  お求めは、駅の窓口まで」

 「これがどうした結衣?」

 「これで、北海道まで行かない?………」


 この誘いは私の人生を大きく変えるものだった。

  

  

 

もうひとつの小説もよんでくさださいね。

多分kazukiと調べれば出てくるはずです。


それと大切なご意見お待ちしております。  

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