ワープゾーン
「ワープゾーン」
今日はイタリアで夕陽を見ながら紅茶を飲み、明日は香港で夜景を見ながら鶏肉を食べる
毎日が忙しいように思われるだろうが、わたしの人生はわくわくどきどきの連続である
shinjukuのネオンの下に、ワープゾーンが隠されているのだ
ワープゾーン!
ラットレースで人生の自由を奪われている人々の隙間を風のようにすり抜け、
わたしは一瞬にして扉を開く
扉を開けば光は放たれる
そして光を追うのだ
わたしには、もはやもう、朝焼けも夕焼けも
同じものにしか見えない