第七話:苦況、覆すことならず
お待たせしました。この第七話で一章目を終わります。もしかしたら番外編作って入れるかもしれないけど・・・
それにしても、う~わ~、7000字行っちゃった~。長くなるとか思ったけどマジで長くなった~。
そしていつものグダグダ~な文章です。直したいけど直んないよ~。
文章力皆無だよ~。
第三者目線で書いた方がいいとこが意味わかんなくなってるよ。
◇生物長室◇
レイヴ「・・・・・というわけです。」
ランクス「ふむ、そうか此処でそのようなことが・・・辛いだろうのぅ。早く、助けてやらねばな。」
と話し込んでいた所にコンコンと扉をたたく音がする。ランクスは「だれかね?」と問うと、「生物研究所の者です」と返ってきた。レイヴに大丈夫だと合図を送り、「入ってきなされ」と促した。
しかし入ってきた人物はレイヴを見て
サリル「わっ、やっぱりいた!探しても見つからないからもしかしてとか、思ったただけなのに~、もう。」
サリルのテンションに疲れを覚えつつ、二人が問う。
レイヴ&ランクス「・・・・・それでここに来た理由は何だい(かね)?」
そう言われて、思い出したように現状の報告をし始めた。
サリル「レイヴも一応、被害者だし一緒に聞いてて。(実際の被害者はヘリオスくんだけどね)
現在、大体の向こう側の勢力の行動を抑え込んではいるの。
ただし、少数でコソコソしている奴らの動きは、掴める時と掴めない時があっちゃったりして、どうしても不安要素がちらほらっていう状況。
あと、政府の役人さんは早くて本日の夕刻、遅くとも明日の昼には到着するそうよ。それまで向こう側を動けなくすればこちらの思惑通り、動かれて取り返しの利かない状況にされたら失敗ね。無論、誰もそんなことにならないようにする気であるし、もし動かれても最小限の被害で抑えるために懸命に策を講じている最中なんだけど・・・・・」
不意に言葉の最後を濁す。
ランクス「何か気になることでもあるのかね?」
サリル「はい。ジアルの周りなどを探った結果、
生物長はご存知でしょうがジアルの父、祖父はかなり優秀な生物研究者です。しかし、祖父の思想にはあまり褒められない部分があったようなんです。」
レイヴ「それが人体実験の事なのか!?」
サリル「ちょっと当たってるわ、でも違うの。ジアルの祖父は【幻夢種を追う者】や【有りもしない空想家】とも言われたりしたようなんだけど、研究の主な内容は“人間が獣術や竜術を使えないのか”ということなの。よくお伽話に出てくる魔術のようにね。あれだってただの教訓を教えるための空想の術なのよねぇ。その上、ジアルは幼少の頃、祖父に連れられて祖父の研究所で手伝いなんかをしていたこともあるみたい。
まぁ、そんなこんなでジアルも危ない発想を持っていてもおかしくないってわけよ。」
ランクス「つまりあやつがどう動くかを予測できないということじゃな?捨て身の作戦をしてくる可能性も無いとは言えない・・・か。
ふむ、ならばこうしている暇はあるまい!サリルくん、君は策を巡らせている仲間と合流し、その策をより強固にするように。
レイヴ殿、今は悲しんではいれませんぞ!あなたは私たちにはできない製薬研究者としての見方であやつの動きを探ってくだされ」
サリル&レイヴ「はい!」
ジアル「すまないが、その作戦は失敗のようだね。」
はっと三人は、扉の方を振り返る。そこには目に背筋が凍るほど冷たい光を灯したジアルが扉の手すりに寄りかかるように立っていた。
ランクス「くっ、お前さん、いつからそこに!?」
ジアル「なんだよ?作戦会議が終わるまで待ってやったのに・・・・。まあ私はあなたの作戦開始と言っていた言葉の最後の方からぐらいしか聞いてはいないけれどね。なにをいっていたか程度は想像出来ますし、どの道、私の邪魔をする人には動けないようにするつもりでしたがね。」
その言葉が合図だったかように七人ほどの傘下の者達が部屋の中に雪崩れ込む。明らかに研究者ではない屈強な男達に囲まれ、三人は後ろ手に拘束されてしまう。
ジアル「抵抗しないでください。そうでないと・・・・どうなるかわかりませんから。むしろ感謝して欲しいですね、姿さえ見れなくなる前に息子に会わせてあげるのですから。」
レイヴ「なっ、貴様、あの子になにをするつもりだ!」
ジアル「はっ、笑わせないでくださいよ?あの子?あなたの息子は最早、人間ではないのに?あなたが父親として守れなかったせいでね!ふふふふ」
サリル「レイヴの息子を、いえ、多くの関係のない子供達まで人間ではなくしたあなたに笑われる筋合いなんかないわ!この卑怯者!!あんたなんか・・ぐぅ・・・」
後ろの男に後ろ手をきつく締められ、次の言葉を遮られる。しかし、サリルはキッと怒りを込めてジアルを睨んだ。
さっきの暴言など聞いていないかのようにジアルは廊下に歩き始める。
屈強な男達はジアルの両サイドに一人づつ。後ろ手を拘束しているのが三人。更にその後ろに一人いる。おそらく仲間への連絡役なのだろうもう一人は、ジアルと小声で何事か会話したのち、小走りにどこかに行ってしまった。
さすがにそっちの専門ではない三人は彼らに従うしかなく、ヘリオス達の所まで大人しく連れて行かれる事となった。
――同時刻、ヘリオス達――
今日の夕食は何故だか、人間の手で運ばれてきた。
愚痴っている研究員の話を要約すると、機械が故障したそうで、研究員で手分けしてエサを竜数分持ってくる事になったらしい。
ただ、幼竜側は昼食では大丈夫だったし、故障したような機械音も聞いてはいない。
そのため、いつもと違うせいで食べようとしない幼竜と食える時に食う幼竜に分かれている。自分の持ってきた皿が片づけられない研究員は二人、食事に手を付けない幼竜は五竜。運悪く、研究員の一人はエサをやった三竜全て食べてくれず、脅しても奥に下がってしまうだろうから、強制的に食べさせる事が出来ずに、立ち往生している状況だ。他の幼竜が食べるように勧めている(研究員にはそう見えた)ようなのだが、一向に食べようとしない。
ヘリオス『ねぇ、ガイル?テオロ?食べておいた方がいいよ?そんなんじゃいざって時に力が出ないよ?』
ガイル『そんなこと言われてもさぁ。なんか変な臭いがする気がして食う気になれないんだ。備えておいた方がいいのはわかってるんだが・・・・』
テオロ『そうなんッスよ。なんか人間の臭いっていうか、危険な臭いっていうか。うぅぅ、食べる気が失せるッス。』
アレン『だらしねぇな!そんなんで食えなくなるなんてお子ちゃまだな。まぁ、・・俺は・・・腹一杯で・・ふぁぁ・・・・眠い・・・・・zzZZZ』
テオロ『呑気ッスねぇ。まったく、どっちがだらしなくてお子ちゃまなんだか・・・。はぁ・・・・まぁ覚悟を決めて食べるッスか。』
他の食べ終わった幼竜達は、食後の休憩をしていたり、アレンのように寝ていたりする。それにテオロが食べると言ったことで、三竜も食べる気になったようだ。相変わらずガイルは、何か違和感を感じて手を出そうとしないが・・・・。
ガイル『ってそういえばさぁ、今日、なんか寝てるやつが多くないか?なぁ?テオ・・・』
テオロ『眠ぃッス・・・・ぐぅ・・・』 ガイル『えっ!?おい!?』
その後に続くようにパタリとかポテッとかいう音を立てて、食べた三竜も寝入ってしまった。休憩していた幼竜達もいつの間にか眠ってしまっていて起きているのは・・・・
ヘリオス『ね、ねぇ!どうなってるの!?なんで!?みんな!?ねぇったら!?』
ガイル『よかった、お前は眠くないのか?』
ヘリオス『うん。大丈夫みたい。でもどうして・・・・』
二竜が話していると残りの研究員が小声でごそごそ話し始める。
*1「くっそーまだ食わねえよあいつ。しかも勘付かれちまってるみたいだし、どうする?」
*2「とりあえず先に他のやつだけ引越しするか。とりあえずほぼ眠ったしな。」
*1「そうだな。他のやつら連れてくるよ。」 *2「あぁ、まかせた。」
聞こえないようにそそくさと決めていったが、この程度の声なら幼竜でも聞き取れるので、どういうことになっているのかは理解できた。
ガイル『ヤバい、俺達をどっかに連れてくみてぇだ。ぐっ、黒幕に移動させられたりしたら・・・・』
ヘリオス『ど、ど、ど、どうしょう!?あわわゎゎ、他の人、もう来ちゃったよぅ!?』
ガイル『と、とりあえず少し落ち着けって。おそらくあいつらは証拠品である俺ら全員を運ぶつもりだろし、俺達も捕まえようとするはず。そん時に死に物狂いで抵抗する!噛み付こ~が引っ掻こ~が何でもいいからあいつらに捕まらなければ出発出来ないだろ?!』
ヘリオス『あぅぅ、頑張る。』
そうしている間にも、研究員達は眠ってしまった幼竜達を次々に一竜がギリギリ入る輸送用の木箱に入れ、運び出していく。
ふと部屋の外を硝子越しに見ると看守が見当たらない。邪魔になるからと自分からどっかに行ったのか、もしくはどっかに連れてかれたのだろう。どういう方法を取ったのか、なんて考えたくもないが・・・・。
そんなこんなしている内にもう三分の二の幼竜達が運び出されていた。そろそろヘリオス達にも魔の手が迫ってくると思われたが、なにやら体格のいい男が小走りに走って来て、
*3「おい、今のところ起きているのは、例の幼竜ともう一竜なんだな?」
*1「えぇ、どうも麻酔薬に気づかれてしまいまして。」
*2「それと、例の幼竜と友達なのか仲間なのか、ごちゃごちゃと鳴き交わして余計に警戒するばかりなんですよ。」
*3「フフッ、ならそのままでいい。そのお友達がどうなるか、看取らせろ、だとさ。ククククク。それが終わった後、麻酔を打ち込んで入れたら、すぐ研究所を発つ。出発出来るように万全を整えておけ。」
どうやら今すぐに連れ出されることは後回しにされたようだけど、余計に悪い方向に進んでしまったらしい。
ヘリオス『いろいろ不味い事になっちゃったよぅ。どうなるの、僕ら・・・・』
ガイル『うぅっ、そんなこと・・・俺に聞かないでくれよ・・・・』
檻の中にいる二竜には相手の出方を見てから動くしかないため、この状況ではどうにもならない。おそらく声を上げてもこいつらは意に介さないだろうし、幼竜が警戒して鳴くのはいつもの事だと思っている他の関係無い研究員には異変として伝わらないからだ。
着々と最後の幼竜まで運び出されるのを二竜は見ているしかなかった。
最後の幼竜が運び出されて数分後、物々しい足音が聞こえてきた。扉が内外共に開いているので、こちらに進んでくる彼らの匂いが漂ってくる。その中にヘリオスもガイルも嗅ぎ覚えのあるものが混じっていた。言わずもがな、レイヴとサリル、ランクスの匂いである。
どうも姿が幼竜と化した時から、ドラゴンの本能で匂いを覚えるということをしていたらしい。
その匂いに一瞬安心したのだが、薄くジアルの匂いが混じっているのに気づき、ゾクリと悪寒が走る。ヘリオスに至っては、カチカチカチと歯が鳴るくらいに震え始めてしまう。
ようやく廊下の向こうから九人いや、十人の人間が来るのが見えた。ゴツいのが六人に先ほどの匂いのくだりで上げた4人だ。先頭のジアルは良く言って意気揚々と、悪く言って傲慢無礼にも口元に笑みを浮かべている。その後ろにいる三人は拘束されているようで、苦しそうな悔しそうな表情だ。部屋の前に着くとレイヴ達を拘束しているゴツい三人以外のゴツい奴らは
ゴツい奴「ゴツいゴツい言うんじゃねぇよ!!」 その他全員(作者含む)「誰に言ってんの!?」
コホン。え~その他の奴らは、出発のための作業にどっかに行った。それを見てからジアルを先頭に部屋の中に入ってきた。レイヴ達を硝子に背を向ける格好で横に並ばせヘリオス達側に一人、ジアルが背を向け相対した。
ジアル「さてと、『お前、父さん達に何したんだ!!』『っ!?ヘ、ヘリオス落ち着けって。』・・・まったくギャーギャーと五月蝿いですね。これだからガキは嫌いなんだ。」
レイヴ「ぐっ、待ってくれ・・・これ以上この子達に手を出さないでくれ!
拘束されたまま苦しげに頼むが、
ジアル「その事は先程も言いましたが、聞いていませんでしたか?」
蔑むように片方の眉をあげて嘲笑う。そのままヘリオスの檻に近付き、覗き込む。
ヘリオスは怒りと恐怖に駆られて「フシューグルルルルゥ」と四肢を踏ん張り、鱗も鬣も逆立てて威嚇している。しかしジアルは意に介さずあの金属棒を握り、ヘリオスの横っ面をぶっ叩く。悲鳴をあげて後ろの壁に背中をしたたかにぶつけ倒れこむ。ジアルは騒ぐレイヴ達三人を無視して檻の扉を開き、軽い脳震盪を起こしている幼竜をレイヴの前に引きずり出す。
拘束している男たちに顎をしゃくるとサリルとランクスを拘束している男が壁まで下がり二人に猿轡を噛ませる。レイヴを拘束している男は少しヘリオスの方に近づき後ろから二人の反撃が来ないような位置に移動する。
満足そうにしているジアルが檻に背を向けた時、ガイルが檻の隙間から渾身の爪撃を肩口に食らわせ白衣と鮮血が飛ぶ。かなり強烈だったらしく、赤い三本線が刻まれた左肩を抑え無言のまま怒りを滲ませてガイルを殴った。それも手足や頭を狙って。
レイヴ「止めろ!止めないか!!そんなことをしたら・・・」
ジアル「なんだと言うんです?これも先程言いましたよ、邪魔をする者は動けなくするってねぇ。」
落ち着いているはずの表情のまま、怒りを吐き出す。ガイルは、フラフラと立ち上がったものの上から床に叩きつけられてしまい、うつ伏せになったまま動けなくなってしまったようだ。ジアルは怒りが収まらないのか動けなくなったガイルを檻から出し、いや落とし「カハァッ」と肺から空気が押し出された声を聞き、ようやく落ち着いた。ガイルは横たわったまま、ジアルを睨んでいたが・・・・。
ジアルが、ヘリオスとレイヴの方へ向き直ると脳震盪からなんとか回復したヘリオスが少しおぼつかない足で父親を守るように立ち上がっていた。
レイヴ「よせ!ヘリオス!逃げろ!!」
ジアル「ふふふ、良いですね、そうこなくては面白くありません。」
ヘリオス「ガァァァガウルルルゥ!!『父さん達にこれ以上手を出すのは許さない!!』」
勢い良く飛びかかったヘリオスをひらりと避けて、脇腹に打撃を繰り出す。幼竜の姿にもこんな戦いにも慣れていないヘリオスは、避ける事も出来ずに吹き飛ばされてガシャーンと耳障りな音を立てて檻の鉄格子に頭からぶつかる。
ヘリオス「グフッ、ガゥ・・・ガハァ・・・・」
体制も立て直せずなんとかジアルに目を向けるが、ジアルはあろうことか今の衝撃で根元に小さなひび割れの入ってしまった右角に狙いを定めたのだ。
レイヴ「止めろーーー!!!」
レイヴの叫びも虚しく、嫌な音と共に右角を叩き折られてしまったヘリオスは、頭蓋骨への衝撃により気絶。白目をむいたまま、床に倒れ込み痙攣を起こしている。その後すぐにレイヴ達は手刀を加えられ意識を失った。
*?「そういえばこいつ殺さなくていいんで?角折っただけじゃあ・・・・」
ジアル「馬鹿者、角はドラゴンの命の源。角を折られればどんなに強いドラゴンだろうと急速に衰弱し、最後には死に至る。ましてや弱い幼竜であるし、まぁ、このガキの血液は十分採らせてもらったから死んでも研究に支障は無い。そして捨ててしまえば野生のドラゴンでもない彼らは生き延びるのは難しいだろうし、野生のものと見分けるのも難しい。向こうが捜索しても見つかる前に食われてしまえば終わりだよ。ふっ、お前達、せめてこのお友達のそばに捨ててやれよ?って言っても数百メートル、数キロ後か先のどっかにだがな。」
*?「じゃあ、せめて折れた角もらってもいいっすかね?」
確かにドラゴンの角は珍しいが、自分でこの事件に関わった証拠を欲しがる傭兵に呆れて、「好きにしろ」と言い放つ。
ガイルとヘリオスを木箱に別々に入れ、角を探したが見つからず排水用の床扉(落ちないように格子付き)が開いていたのもあり、細長い角は落ちてしまったのではないかという事と時間が無いので断念された。
その数時間後、役人が到着し、この事件は世間に伝達されたが逃走経路につながる証拠が抹消されていて、そのうえで囮とされたのだろう幌馬車や獣車が絶妙な場所に置かれていたため捜索は大幅に撹乱されて困難を極めた。
その経路が発覚した頃には、彼らがもうこの大陸にいず、他国にこんな犯罪を知られるわけにもいかず、協力要請ができない事も知られることに・・・・・・・。
適当に考えました。
ドラゴンの数え方:(数字)竜
<例>一竜、二竜、三竜って感じ
ただし人間から見ての数え方なので、幼竜側からは
一竜、二竜、三竜
になっております。 幼竜も幼竜となります。
幼竜の食事に入っていた麻酔薬は遅効性の物でそれぞれ別々の時間内で眠りにつくようにされています。
ただ、運悪くテオロくん他三竜のものは食べて数秒で眠くなる様にされていたんですね。
ちなみにガイルくんとアレンくんのは数分で眠るように調節されてました。
さすがに元人間なのでいきなり食べたやつが倒れたりしたら食べようとしませんもん。
*1、*2、*3、*?とかはもう村人A的な感じになっております。
すいません、どうせ後から出で来る可能性なんて皆無に等しいので、名前考えるの億劫だったんです。下手に名前出したらどっかでかぶりそんな気がしたし。
ちなみに傭兵さんをゴツいって言ってたのヘリオスくん達です。
ジアルの匂いを嗅いだ時のヘリオスくんの震えは武者震い?に近いです。
証拠にジアルが話し始めた時にキレました。
描写してませんが、レイヴ達は気絶、出血しない程度に体を痛めつけられながらヘリオスくんの所まで来ています。さすがに顔にはなにもされてませんが全身軽打撲と言ったところでしょうか。
この世界での乗り物
・馬車 獣車 竜車
一般的に馬か獣を使います。
竜車は竜種の中で地竜族の獅子竜種、走竜種が荷車を引きます。ただし卵の時に連れてくるため親竜が襲ってきたり、成竜するまでに死んでしまう確率が高く、あまり竜数がいないので馬や獣の一割にも満たない。
ただし、馬や獣の倍以上の速度を出せ、スタミナは三倍ほど。なので舗装されている道でさえ、全速力で3~6時間も走らせれば、馬や獣の中の全速力半日以上の距離まで走れるが、人間が疲れてしまい音をあげる始末、竜はピンピンしているけど・・・
荷車の方はサスペンションが効くような構造になってます。木、金属、合金:内装有の順に利用値段が跳ね上がる。
この辺はやっぱり紹介文的なの作ろうかな?
追伸
忘れてたけど、ヘリオス達の捜索は他国にバレないように秘密裏に行っております。って言ってもそのせいで多くの人は動かせないけど。