フレイの統治
ジョナサンは、ダスマルク王となり、国を持った。その当時の国の名は、ドリュッセル
王国という。王は国から追い出された後、色々とあるが王が壮年になる頃、フレイに許さ
れてリッビドルク王国に戻り、王はリッビドルク王国の宰相と隣国の領地を与えられた。
そして、ドリュッセル王国を開き、交易を盛んにした。奴隷制度はあったが、種族間や
社会的地位の差別の撤廃を訴えた。学術の奨励を行い、教養文化を高めた。
後の話は、また次の時だとして、そのおかげでフレイの統治にも疑問に思う者が現れ、
それから約800年間、国民の間では、フレイに従い王家の詔 (みことのり)を提示した
のは間違いだったのではないか?とか、一国の王が、統治として政策を施すというのに、
人の気配り、優しさでモラトリアムが生まれる仕事の手順として適切ではないか?
とか色んな論争が起こった。
その流れが起きる前の歴史から国家史観や家族視観が出来ていったらしい。800年ほ
ど前の男神から女神に統治が移ったので、世界が変わり、文化が出来たというのが祖国の
始まりだ。みたいな事が歴史となっている。
この歴史が書かれているのが『祈りの書』である。
『祈りの書』とは、女神神フレイの神記的伝記であり、一日の祈りのしきたりや生活の
仕方などが書かれているものだ。
そして、妹の女神フレイヤがフレイと名乗り、この世界を治め、この世界ごと作り直し
たらしい。男神フレイは細かい決まり事をつくらなかったため、世の中は混乱して魔界の
ものが生まれた。病に伏されて、魔物の数は増えたとのことだが、男神フレイが死んで、
女神フレイが治めると、魔物が逆に増えてしまい、魔物が出現する地域を分けたとある。
そして、女神は祈りを捧げなかった国を魔物で溢れ返させ、滅ぼした。
怯えた者たちは、金品や供物を捧げて、命をお守りくださいと願った。
女神フレイは人を集め、国民達が見ている前で、戒法と恵みという国と国民の決まり事
を話し、そして、一通りの治政を示すと力を示し、王の称号を讃えて、国民が、その力で
立っているのを個人の力として示せば、権力者として力と権力を与えると示したらしい。
能力を与えられた者は、女神に手の上で転がされていた形になるが、保有者は国の為にフ
レイに使われ、政治から戦闘に至るまで活躍していたらしい。
このような社会が出来上がるから権力者には従えと命令したらしい。
そして、暮らしを節せよ、ということを命令した。
次に、フレイは人間を作り、意のままに動かす国の大義を得るため、家庭で国の王家の
伝統や風習を家督として継承しろと命令した。
これがイーリス記という話に載っている自叙伝ということだ。
この時から人間の文化に他者を尊重する事も大義である。という考えが生まれる。
人間に進歩が始まった。これはここ400年前頃らしい。国や社会で表した事に、反映
させるのって難しいものだからだ。
フレイはその頃に、今の時代の人間の進歩は見極めたので、これからは祈りの時だけ統治
するとお触れを出した。
それが、祈りの書の始まりである。一日の暮らし方を、このような令や催しによって、
暮らし向きはこう変わると書かれているのが祈りの書である。
また、これまでにこういう経緯のものは、こういう末路をたどったとか書かれていて、
人間が逆らえないようにし、神事において、人間の人生を人間が考えたものでも、女神フ
レイが変更させて、指南した通りのものを作らせたとか。
そして、ダスマルク王を任命した時から、フレイの意中を伝える駒を国王に据え、国民
と国を従えてきた。
人間達は、信仰心は厚いが、フレイと国民の間には、主従関係や反抗の兆しといった、
国民の動静が時代の移り変わりで写り、はっきりと様々な抵抗が見られたのだ。
編により、時代そのときどきの編書がされているとの事だ。
信仰はこれでも保たれているのか?とも思ったが、皆、この定められた生活と儀礼や祈
りをしながら日々の生活を送っている。
なので、この世界では王様はこういうものだという諦観が出来ているのは事実だ。
こんな空気が漂っているから、もうこの世界は終わりなんじゃないかと囁かれている。
金に走るものも出てくるが、教会にお金を入れないと最終的には仕事がなくなる。
ただ、信仰に関わる事以外は、支出面で関わる事はないので、教会というところに個人や
地域を通じて、お布施をするくらいだ。そして、学校が教養の場になっている。
と語られている伝記、歴史を要約すると、これでフレイが800年も治めてきたわけだ
が、こうしてみると、国民の文化の内実は、これは社会の中でお互いを攻め、人の恥をつ
ついてきた文化が出来てきたのではないかと思う。
最近は、怪しいカルト集団が出来ているらしい。王都では禁止されていて、討伐隊も組
まれるんだとか。
隠れ遊びは不定期です
※後書きを変更しました 間違っていて申し訳ありません




