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禁断のソース合成術!奇跡のハーモニーは生まれるのか!?

闘技場は灼熱の鉄板のように揺れていた。

黒い嵐のようなウースター皇帝の「千年ソースの奔流」と、名古屋の味噌が香ばしく燃えるタコ焼き軍団のソースの波が激突し、観客席まで吹き飛ばす衝撃波を生み出す。


「ぐおおおおっ!!」

タコ焼き小僧ヨシが転がりながら必死に叫ぶ。

「先生っ!このままじゃソースに呑み込まれてまうでぇ!」


「諦めんな、ヨシ!」

近ちゃんは立ち上がり、両手を鉄板に叩きつける。

「ワイらには、まだ“禁断のソース合成術”があるやろ!」


皇帝の猛攻


ウースター皇帝が宙に浮かび、漆黒のソースを振りかざす。

「フハハハ!小僧ども、味噌風情が我が正統の前に立つか!

——“漆黒千年ソース・メガインフェルノ”ッ!!!」


黒い奔流が巨大な竜となり、タコ焼き軍団を丸ごと飲み込もうと襲いかかる。

その一撃で鉄板は裂け、観客席の屋台まで吹き飛ぶ。


ケイが叫ぶ。

「ひゃあぁぁ!こんなの受け止められないよ!」


タカとマサが互いに目を合わせ、震える声で答える。

「でも……やるしかない!」

「タコ焼き魂、見せるんや!」


禁断の儀式開始!


近ちゃんがポケットから秘伝の「だし醤油」を取り出し、空高く投げる。

「小僧たち!これに全力を込めるんや!!」


ヨシが回転スピンで鉄板を跳ね回り、タカとマサがその背後で炎を纏う。

ケイは甘味の光線を放ち、味噌の香りを包み込む。


そこへウースター皇帝が持つ「千年ソースの雫」が滴り落ちた瞬間——


ドオオオオオオオオオォォォォォン!!!


味噌とウースター、甘味と酸味、辛味と旨味……五つの味覚が爆発的に融合し、

黄金に輝くソースの渦が誕生した。


ソース虹の覚醒


「な、なんやこの光はぁぁぁぁ!!!」

観客が一斉に立ち上がる。


黄金の渦は虹を描き、タコ焼き小僧たちの体を包み込む。

彼らの瞳が光り、身体が黄金のタコ焼きへと進化した!


「「「究極融合ッ! ミソースター・タコ焼きアタァァァック!!!」」」


黄金のタコ焼き弾丸が一斉に皇帝へ突撃する。

その速度は雷を超え、鉄板を砕き、黒い竜を粉砕し——

ついに皇帝の胸を直撃した!


クライマックスの衝撃


「ぐぬぅぅぅ……バカな……!我が千年の正統が……味噌ごときに……!」

皇帝の黒いマントが破れ、漆黒のソースが宙へ散る。


近ちゃんが拳を突き上げ、叫ぶ。

「見たか!これが未来のソースや!

正統も異端も関係あらへん、全部混ぜて進化させるんが——タコ焼き魂や!!!」


皇帝は膝をつき、苦笑を浮かべながら消えていった。

「……認めよう……ソースは……進化するもの……だ……」


静寂の後、世界中の料理軍団が一斉に立ち上がり、大歓声が爆発する!

「「「タコ焼き軍団!タコ焼き軍団!!!」」」


黄金のソースの香りが会場を包み、勝者は決まった。


しかし——。

歓声の最中、天空に赤い光が走る。

血のように濃厚な香りが漂い、地平線の向こうから巨大な王冠を戴いた影が迫る。


「フフフ……ウースターが倒れたか。だが真のソース覇権は、我がケチャップ帝国が握る!」


近ちゃんと小僧たちは凍りついた。

次なる敵——ケチャップ帝国の登場である。


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