チェケナ:再びお店のお手伝い
起床。リビングに行くと食事が用意されてある。座ると共にジェイも来てくれる。サラダとパンだ。それらを口にいれながら。
「チェケナベイベー」
「おう。頑張れよ」
終え、冒険者ギルドへ。依頼板の確認。ゴブリン討伐。コボルト討伐。お店のお手伝い。庭掃除。などなど。あった。お店のお手伝い。依頼紙を取りカウンターへ持っていく。受付嬢。ハンコを押してくれる。ジェイがやってきた。
「ウタロ。今日は俺とゴブリン討伐に行かないか」
「いいよ。行こうか」
「チェケナベイベー」
「チェケナさんもいたか。なにか用か」
「チェケナチェケナベイベー」
「港町チェニスに行かないかだって?そうだな。俺はここを離れたくないし。1人で行ってくれや」
「チェケナ......」
「そう落ち込むな。新しい仲間を見つけて。やってくれ」
「チェケナベイベー」
「ダンジョンは楽しいよ。怪我しなければね」
「チェケナチェケナ」
「おう。行ってこい」
チェケナチェケナベイベーして後にする。チェケナのベイベーでお店に着く。
「お手伝いさんかい。助かるよ。注文取ったり、食事を運んだりしてくれればいいよ」
「チェケナベイベー」
「なんだい。不安だって?大丈夫だよ」
客が入ってきた。しばらくして呼ばれる。シチューを注文だ。
「チェケナベイベー」
「あぁ。よろしくな」
伝える。チェケナベイベー。シチューだと理解して作り始めている。伝わるんかい!!!
「チェケナ」
「ほら。またお客だよ」
2名客。しばらくして呼ばれる。サラダとシチューを注文してくれる。それを伝えにいく。チェケナチェケナベイベーチェケナチェケナ。伝わった。
料理を運ぶ俺。かっこいいぜ。
「チェケナベイベー」
「ありがとう。頂きます」
「チェケナチェケナ」
次は2名客に料理を運ぶ。
「チェケナチェケナベイベー」
「あぁ。早かったな。頂きます」
「頂きまーす」
「チェケナチェケナ」
3名客が入ってくる。しばらくして呼ばれる。シチューにサラダ。パンだ。それらを伝える。チェケナチェケナベイベーチェケナチェケナ。伝わった。作り始めた。
料理を運ぶ。そして置いていく。
「チェケナチェケナ」
「あぁ。ありがとう。頂くよ」
「頂きます」
「頂きまーす」
「チェケナチェケナベイベー」
「いつもそんな喋り方なのか」
「チェケナチェケナ」
「そっか。それは仕方ないな」
数時間にも及んだ。ハンコを押してくれる。冒険者ギルドへ。カウンター。受付嬢。
「お疲れ様でした。報酬の50チェケです。お納め下さい」
俺の所持金が1048チェケになる。そして酒場へ。ウタロとジェイが手を振ってくれる。近づいて席についた。酒のビールとつまみの枝豆を注文。
「お店のお手伝いお疲れ様」
「チェケナ」
「乾杯」
「乾杯」
「チェケナベイベー!!!」
「明日行っちゃうんだよな。寂しいよ」
「だな。いいパーティーだった」
「チェケナチェケナ」
「また会えるって?もちろんだ。帰りをいつでも待ってるよ」
「チェケナ」
「行ってらっしゃい」
「ベイベー」
「ありがとう......か。しみじみとくるよ」
「別れたくねぇな。ははは」
「ダンジョン楽しみだもんな。チェケナさんは」
「チェケナベイベーベイベー」
ウタロ。
「今日は俺の奢りだ。遠慮なく飲め」
「チェケナチェケナベイベー」
数時間にも及んだ。楽しい時間だった。夕時。ウタロと別れる。ジェイのお家へ。食事まで時間がある。素振りをしよう。そうしよう。
振る。振る。振る。
数時間後。呼ばれた。食事の肉野菜炒めと味噌汁だ。それらを口に入れながら。
「明日行っちゃうんだな」
「チェケナベイベー」
「寂しくなんか......ないぜ。また会える気がするから」
「チェケナチェケナ」
「ありがとう。そう言ってくれると嬉しいよ」
「チェケナベイベーベイベー」
終え。部屋へ。身体と顔を拭きベットへ。明日は港町チェニスへ出発だ。とても楽しみでチェケナでベイベーと思いながら眠りについた。おやすみなさい。
チェケナベイベー。