チェケナ:再びコボルト
昨日は庭掃除。身体も動かせていい運動になったよ。3人で抜くや磨くで精一杯頑張ったよ。今日はコボルトとの再戦。気合いが入るぜ。
起床。リビングへ。食事の準備をして待っていてくれた。
「起きたか。料理できてるぞ」
「チェケナベイベー」
スクランブルエッグとパンだ。それらを口にしながら。話しをする。話って言っても俺はチェケナベイベーしか喋れないし何故か伝わるしで意味不明だ。
「チェケナベイベー」
「コボルト無事に倒そうな」
「チェケナ」
「そういえばウタロは冒険者ギルド集合にしてたよな。まぁ無難でいいんだけど」
「チェケナベイベーチェケナチェケナチェケナベイベーチェケナベイベーチェケナ」
「食べ終わったら早速いこうか。腕がなるぜ」
「チェケナ!!!」
家を出て冒険者ギルドに向かう。ウタロと会った。依頼板を見る。ゴブリン討伐。コボルト討伐。お店のお手伝い。などなど。コボルト討伐の依頼紙を取りカウンターへ受付嬢。
「コボルト討伐ですね。お気をつけて」
ジェイ。
「ありがとう」
「今日も同行なされるんですね。助かります」
「チェケナベイベーが寂しそうにしちゃってな」
「それもそうですか。ジェイさん。期待してますよ」
「ウタロの剣技と比べたら俺なんて」
「まぁ。そんなことよりも人数いたほうが安全ですから。沢山いても困りますがね」
「だな。理想のパーティーメンバーは」
「5〜6人くらいでしょうか。これ以上は動きにくそうです」
「チェケナ」
「チェケナベイベーもそう思うよな」
冒険者ギルドを後にして北の森へ。ゴブリン5体現れた。気づかれているので逃げられない。ウタロの連撃。3体もっていく。ジェイの斬り下ろし。1体撃破。俺の短剣での斬撃。首を捉える。撃破だ。討伐証明の耳を回収する。
更に奥へ。コボルト5体だ。まずはウタロの宙を舞う連撃。2体もっていく。ジェイの斬り下ろし撃破。俺の短剣での斬撃。撃破。後1体だ。ウタロが斬りかかる。棍棒を弾き首を刎ねた。討伐証明の耳を回収する。
「いけたな。みんな怪我は」
「ないぜ」
「チェケナ」
俺もこの通り無事だ。短剣での立ち回りが楽で本当に良い。遅れを取らなかった。最高だ。短剣最高。
「戻りますか」
「そうだな。一通り倒したしな。余計なゴブリンもやっちゃったけどお金貰えるしいっか」
「それもそうですね。最初から気づかれてましたからね」
「チェケナベイベー」
森を後にする。冒険者ギルドへ向かい。着いた。扉を開きカウンターへ。討伐証明を並べていく。
「お疲れ様です。ゴブリン5体。コボルト5体。計550チェケです。お納め下さい」
3人分割。1人183チェケに。俺の所持金が498チェケになる。後にし酒場へ。酒のビールとつまみの枝豆を頼みつつ座る。
「乾杯」
「乾杯」
「チェケナ!!!」
「今日はスムーズに討伐できてよかったよ」
「だな。なんの問題もない」
「チェケナベイベーさんも良く動けてましたよ」
「チェケナチェケナベイベー」
「嬉しいか。一回やられた相手だもんな」
「チェケナ」
「明日はなにする」
「チェケナベイベー」
「ゴブリン討伐かぁ。いいよ。やろう」
「俺も問題ないぜ」
「チェケナチェケナベイベー」
「今度は任せてほしい?いいけど危なくなったら手を貸すからな」
「チェケナベイベーベイベー」
「うん。わかったよ」
ウタロの奢り。酒場を後にし、ジェイの家へ。食事の準備をしている間に中庭で素振りする。練習こそ力なりってな。
数分後。呼んでくれる。食事のカレー。口に入れながら。美味い。スパイスが効いている。
「明日。俺は参加できないんだ」
「チェケナチェケナ」
「そうなんだよ。野暮用でな」
「チェケナチェケナ」
「悪いな。参加はまた今度にするよ。明日はウタロと頑張ってこい」
「チェケナベイベーベイベー」
「ゴブリンなら朝飯前か」
「チェケナチェケナベイベー」
「ウタロとの連携はどうなんだ」
「チェケナ」
「そこそこか。まぁ大丈夫だな」
「チェケナベイベーベイベー」
終え、部屋へ。身体と顔を拭きベットに入る。明日はゴブリン討伐だ。油断せずじっくりやろう。と思いながら眠りについた。おやすみなさい。
チェケナベイベー。