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チェケナ:メリル活躍

 奴隷館で買った奴隷。弱っていたって理由で安く購入できた。ユシャが服や武器。更にエリクサーまで買ってくれた。治ってメリルも喜んでいる。今日はダンジョンだ。慎重に行こうかな。チェケナなベイベーだわ。


 起床。大広間へ。食事のパンと牛乳。それらをチェケナベイベー。口に入れながら。メリルも起きてきてこちらに近づいてくる。


「おはようございます。皆様」


「畏まらなくていいぞ。俺はユシャでいい」


「俺もエルでいい」


「私もリーレでいいです」


「チェケナベイベー」


「ありがとうございます」


「今日は何階まで行きますか」


「F5階までだな。ボスはまだ早いだろ」


「それもそうですね。ボスは確かF6階。強敵ですからね」


「チェケナはどう思う」


「チェケナチェケナ」


「そうか。いい心がけだ」


「ユシャは体調どうなんだ」


「バッチリだ」


「リーレは」


「私も大丈夫ですよ」


「じゃあ終わったら早速いこうか」


「賛成ー」


 終え、宿屋アルゾーを後にする。ダンジョンへ。入り口。入っていく。チェケナベイベーみたいな雰囲気だけどチェケナしてるからベイベーだな。


 F1階スライム5体。ユシャが斬りかかり。コアを破壊。エルが大声でヘイトを取る。スライム4体が釣られて大楯に体当たりしていく。リーレの氷の矢。コアを捉える。撃破。残り3体だ。メリルの弓矢。コアを破壊する。続けて放ち2体を貫く。お見事。討伐証明のコアを回収する。


 F2階。シーサーペント6体だ。エルのヘイト取り。体当たりや噛みつきを防御する。ユシャの斬り降ろし。斬り上げ。回転斬りと3体もっていく。リーレの火の矢。眉間にヒットする。弱々しい威嚇をしながら逝った。メリルの矢。ヒット。撃破。後1体だ。俺の出番きた。短剣で斬りかかる。首を落とす。撃破だ。討伐証明の牙を回収する。


 F3階。なにもいなかった。ラッキーだ。小休憩する。チェケナなベイベー。チェケナベイベーって感じにチェケナチェケナベイベーだ。降りる。


 F4階。魚人が6体現れた。エルがヘイト取り。体当たりを防いでいく。横目にユシャが斬りかかる。水平斬り。頭を飛ばす。リーレの火の矢。ヒットするが浅い。メリルの弓矢。眉間を捉える。撃破だ。やるぅ。残り4体。俺もユシャの真似をして水平斬り。頭を飛ばす。ユシャの斬りかかり、胴体を引き裂き頭へと斬り上げる。撃破だ。残り2体。メリルが続けて矢を放つ。眉間を捉えて撃破だ。計6体の討伐劇だ。討伐証明のコアを回収する。


 F5階。スライム5体とシーサーペント4体だ。中々の数。エルのヘイト取り。なんとか攻撃をいなしていく。ユシャの斬りかかり。上げ。降ろし。回転斬りとスライム3体もっていく。メリルの矢が2本。スライムのコアを的確に射抜く。スライム全滅だ。残りはシーサーペント。リーレの火の矢。浅い。俺の短剣。首を飛ばす。ユシャの斬りかかり。撃破だ。残り2体。続けてメリルの矢が2本眉間を捉える。お見事。撃破だ。討伐証明のコアと牙を回収する。


 F6階行く階段前で休憩。中々の成果じゃないだろうか。メリルの放つ矢が的確で実に素晴らしい。チェケナベイベーって感じだ。


「ここまであっさり来れましたね」


「だな。エルもお疲れ様だ」


「チェケナもよかったぞ。あとメリルもな。投資した甲斐があるってものよ」


「チェケナベイベー」


 メリル。


「チェケナも凄かったですよ。短剣捌き見事でした」


「私の魔法。あまり効きませんでした」


「そう悲観になるな。倒せたやつもいるだろう」


「ありがとうございます」


「ボスは行かないんでしたよね。ユシャ」


「あぁ。ここまできて全滅。なんて嫌だからな」


「そうですね。賛成です」


「俺もだ。疲れた」


「チェケナチェケナチェケナ」


「チェケナもそう思うか。そうだよな」


「チェケナベイベー」


 ダンジョンを後にした。それなりの距離。冒険者ギルドに到着。扉を開き。カウンター。討伐証明を並べていく。受付嬢。


「お疲れ様です。スライム10体。シーサーペント10体。魚人6体。合計3700チェケです。どうぞ。お納め下さい」


 メリルは俺の奴隷なので取り分には含まれない。4人分割925チェケだ。俺の所持金が1023チェケになった。これは中々の稼ぎ。チェケナベイベーだ。チェケナしてベイベー。チェケナなチェケナ。


 5人で酒場に行く。着いた。酒のビールとつまみの枝豆を注文する。メリルが。


「私も参加してもよろしいのでしょうか」


「いいんだよ。もう俺たちの仲間だ」


「その。ありがとうございます」


「チェケナチェケナベイベー」


「チェケナもありがとうございます」


 青年が1人近づいてくる。チェケナかな。ベイベーかな。チェケナベイベーかなぁ。


「不思議な喋り方をするって人を探してます」


「チェケナベイベー」


「貴方でしたか。確かに不思議だ。でもちゃんと伝わってくる。ここでの生活はどうだ。快適か不満か」


「チェケナチェケナ」


「快適か。それはよかった。じゃあ頼みがあるんだけど。俺と一緒にダンジョン行かないか」


 ユシャが割って入る。


「チェケナはもう俺たちのパーティーに入ってるんだ。ごめん。他を当たってくれ」


「そうなのか。わかったよ」


「チェケナ意外と人気」


「そうかもしれないな。短剣捌きがとても良い」


「チェケナチェケナベイベー」


「真似してるだけだって?それでも凄いよ」


 戦闘面に関してはチェケナしてベイベーできてるからいいものの仲間がいなかったら捌ききれなかっただろう。そんな思いを感じつつ。


「チェケナ」


 ユシャの奢り。酒場を出て宿屋アルゾーへ。大広間。椅子に着くと料理が運ばれてくる。グラタンとスープだ。それらをチェケナベイベーしながら口に運んでいく。


「ユシャ。明日はなにするんです」


「明日はフリーにしようか。各自やりたいことをやってくれや」


「どうせ酒場でしょう」


「バレちゃしょうがないな。ははは」


「エルはどうするんです」


「大楯の手入れだな。怠れないぜ」


「偉いですね。ユシャとは大違いです」


「べ。別にいいじゃんかよ」


「チェケナ」


「チェケナ。明日は2人でダンジョン行くって?危なくないか。明後日にしたらどうだ」


「チェケナチェケナチェケナ」


「力を試したい......か。なら止めはしないぜ」


「チェケナ」


「はい。私もちゃんとお供しますよ。無理になったら帰りましょうね」


「私は図書館です。終わったらユシャを見張りに酒場かな」


「そこまでするかい」


「そうです」


 エル。


「まぁまぁ。その辺にしてやれ」


「チェケナチェケナベイベー」


 終え、それぞれの部屋へ。メリルは今日来ない。気持ちも安定したのだろうか。顔と身体を拭きベットへ。明日は2人でダンジョンだ。気をつけていこう。そんな事を考えながら眠りについた。おやすみなさい。


 チェケナベイベー。

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