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チェケナ:港町チェニスへ

 昨日はお店のお手伝い楽しかった。チェケナベイベーで伝わる謎。最高にチェケナでベイベーだ。今日は港町チェニスを目指す日。チェケナしようや。ベイベーも忘れずに。


 起床。リビングに行くと料理が並んでいる。シチューにパン。サラダだ。それらをチェケナベイベーしていく。


「今日は張り切って沢山作っちゃったよ。食べてくれ」


「チェケナベイベーチェケナ」


「お礼なんて......いいぜ」


「チェケナベイベー」


「おう。沢山食べろ食べろ」


 かき込んでいく。美味しい。美味しいよ......涙がでちまう。こんな歳にもなって。何歳かって?20歳だが。そんなことは今どうだっていい。楽しい時間が過ぎていく。チェケナでベイベーだよ。


「チェケナ!!!」


「あぁ。行ってらっしゃい」


 出て北の森へ。進んでいく。コボルトを横目にスルー。ゴブリンもいるが気づかれてないからチェケナベイベーだ。


 森を抜けた。港町チェニスが見えてくる。チェケナでベイベーだ。着いた。まずは宿屋を探そう。INNのマークが目印だ。見つけた。宿屋アルゾー。入り、宿娘が対応してくれる。


「一泊10チェケ。朝夕食付きだと20チェケです」


「チェケナベイベー」


 10泊分の200チェケを払う。俺の所持金が848チェケになる。まさにチェケナベイベーだ。


 昼時。宿屋を出て冒険者ギルドへ行く。扉を開く。カウンター。受付嬢。冒険者カードを提示する。返してくれる。チェケナベイベーな感じだが大丈夫だ。


 一応依頼板をチェック。ダンジョンの調査。庭掃除。荷物運びなどなど。今回はスルー。明日からにしよう。まずは仲間探しだ。辺りを見渡すと3人組のパーティーが見える。近づく。声をかけた。チェケナベイベーってな。


「仲間になりたいだって。どうするエル」


「ユシャの好きにしたら」


「私もどちらでも良いです」


「いいよ。パーティーにようこそ。俺はユシャ。で隣がエルとリーレ」


「よろしくな」


「よろしくです」


「チェケナベイベー」


「はい。そうです。てかその喋り方しか出来ない感じですか」


「チェケナ」


「まぁまぁ。伝わってるからよしとしましょうよ」


「エル。ナイス」


「チェケナベイベーさんじゃ長いな。チェケナさんにしよう。どこに泊まってるんだ」


「チェケナチェケナベイベー」


「宿屋アルゾーか。一緒だな」


「一緒なのいいですね」


「毎日すぐ会えるな」


「チェケナチェケナ」


「だな。ユシャ。明日はどうする」


「手堅くダンジョンかな。依頼も出てたら受けよう」


「チェケナベイベー」


「おっ嬉しいか。いいねぇ」


「ところでチェケナさんの戦闘スタイルは」


「チェケナチェケナチェケナ」


「短剣で行く感じですか。経験のほどは」


「チェケナベイベー」


「それなりに......ですか。いいですね」


「俺は剣士。エルはタンク。リーレは魔法使いだ」


「チェケナチェケナ」


「大丈夫そうだな。もう行こうか」


「どこに行くんです」


「酒場だ」


「またですか。ははは」


「ビールが俺を呼んでいる。なんてな」


 冒険者ギルドを後にし。酒場へ。酒のビールとつまみの枝豆を頼みつつ席に着く。


「乾杯」


「「乾杯」」


「チェケナ!!!」


「明日に備えてやっておくことはあるか」


「武器の手入れとか。大楯も磨かないとな」


「杖も手入れ必要です。魔法の媒体ですからね」


「チェケナベイベー」


「チェケナさんは短剣の手入れですか」


「いいねぇ。やる気が溢れてて」


「ここに来る前はどこにいたんだ」


「チェケナチェケナベイベー」


「ハジマリかぁ。行った事ないなぁ」


 エル。


「俺は立ち寄った事ありますよ。酒場で一杯やりました」


「私はないですね。この街から離れたこともないです」


 ユシャ。


「俺も同じくだ。エルとリーレとの出会いは冒険者ギルドでだ。話しが合ってとても良い」


「チェケナベイベー」


「チェケナさんは今日。この街。初めてでしたっけ」


「チェケナ」


「そうですか。歓迎しますよ」


「ベイベー」


 ユシャの奢り。数時間チェケナしてベイベーした。チェケナったらベイベーするしかないだろう。酒場を後にした。夕時。宿屋アルゾーへ。席に着くみんな。食事。海老のパエリアとスープだ。それらを口に入れながら。話しをする。


「体調は大丈夫か」


「いまのとこはな。明日になって急に風邪引いたらどうしようかと思うよ」


「流石にそれはないでしょう」


「おいおい。それフラグだぞ」


「ははは」


「チェケナベイベーベイベー」


「チェケナさんもそう思う」


「思うんかーい」


「チェケナチェケナ」


「戦闘はエルがヘイトを取り。俺とリーレで攻撃する感じだ。チェケナさんもそれに続いてくれ」


「チェケナベイベー」


 戦闘早くやってみたいな。ダンジョン楽しみで夜しか眠れないぜ。チェケナ感じでベイベーするのかな。それともチェケナチェケナでベイベーなのかわからないな。


 食事を終えそれぞれの部屋へ。水の張った桶にタオル。身体と顔を拭きベットへ。明日はダンジョン楽しみだチェケナベイベーできるかな。と思いつつ眠りについた。おやすみなさい。


 チェケナベイベー。

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