卍 キャラ萌えとは? 卍
【機動戦士ガンダムUC】と【宇宙戦艦ヤマト2202】で明確になったことのひとつ、それは福井晴敏の作劇にはキャラ萌え要素が1㎜もない、ということだった。
どちらの作品も(大勢のアンチを生んだものの)福井センセは良い仕事をしたと思う。
特にヤマト2202……そもそも元の『宇宙戦艦ヤマト2』が査定0円の野暮と陳腐の巨大モニュメントだったのにさ、しかも副監督があれだけ足引っ張ったのに、まあまあ観るに堪える作品になってたじゃないですか。
とは言え、
欠点はあった。
キャラ萌えの欠如。
え?そうなんだっけ?と思ったそこのあなた、思い出してください。
ガンダムUCの女の子キャラフィギュアがいっぱい発売されましたか?
同人絵師がこぞってキャラ絵を描きました?
薔薇のモビルスーツに乗ってたホモまでいましたけど、腐女子人気はどうだったですか?
そう、ほとんど無かったと言って良いでしょう。
そもそもガンダムUCがブレイクしたのはeP4,中古モビルスーツ大進撃にガンダムおじさんが狂喜したときでした。以来、支持基盤はガンプラオタク中心なのです。キャラについてはてんでダメ……ミネバ様もマリーダさんも重すぎてキャラ萌えの対象にはなりえませんでした。
そんな福井センセの欠点はヤマト2202にもはっきり受け継がれました。
ヤマト2199の時は森雪をはじめ多くの女性キャラがフィギュア化され、二次創作もそれなりに賑やかでしたが……2202になるとパッタリ止んでしまったのです。
これはどうしてかというと、キャラクターに多くを背負わせすぎるんでしょうね。
ストーリー構成が緊密すぎて息抜き的なアソビの部分が無くなってるのです。
分かりやすいのが2199におけるイスカンダル到着後の「水着回」
ああいうのが無いとイマドキのアニメ視聴層は目を向けてくれません。
2199にはわたしが銀幕を破りたくなるくらい無駄に女性キャラが登場しました。
しかもメイドにアホ毛にダークエルフと……パフェを食べながら女子トークまで……そこまでしなければ新規ファン獲得はできなかったのです。
キャラをイジってキャッキャできなければ、現代のアニメビジネスとしては致命的な欠落と言えるでしょう。
そんな福井センセの最新の仕事である【ヤマト2205】が早くもテレビ放送されます。
果たして「欠点」は改善されてるでしょうか。
要注目です。みんな観てね! (これが言いたかっただけだったりして)