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転生後

次に意識を覚ました時は、俺はベットに入っていた。



周りが明るい。

まず目に入ってきたのは、真白の大きなベットに白い天井、床には赤の布に金色で刺繡されている、高級そうなカーペットだ。


「俺は、転生したのか?」


本当に転生したことに驚いていたら。

声が聞こえてきた。



「リーヴァちゃん………起きてる?入るわよ」


入って来たのは、見た目は20代の若そうに見える。

カワイイというよりも綺麗で、青いドレスを着ている。


ちなみに、超美人だ。


「あら、起きてるじゃな~い。昨日の夜お熱出していたから、心配してたのよ~」



「だるくない?頭痛くない?」


「だるくも、頭も大丈夫だ。それよりお前は、誰だ」


「………?誰って、私が?本当に言ってるの」



もし、こんな美人の人が前に会っていたら、忘れないと思うんだがなぁ~

この人が俺に対して覚えがある以上、本当に15歳のリーヴァってやつの人生の続きからスタートしなきゃならんってことか。


このリーヴァってやつのことも全く知らないのに、どうやって成り替われっていうんだよ!


これは、記憶が全くなくなった。ことにして………

つまり、俺は記憶喪失になったことにしよう。

こっちの方が、都合がいいや。


「俺、どうやら記憶喪失になっちゃたみたいなんだ」


「…………………………本当に?ママのこと覚えていないの?確かに、リーヴァちゃん喋り方変わってるし……………?」


この人が、俺の親?

確か、母親はアリザだったな。

にしても、こんな若そうな美人の人が、親なんて、なんか変な感じだな。


その時、外から声が聞こえてきた


入って来たのは、黄色の髪でまだ、幼そうな10代それも前半にしか見えない、メイド服を着た、カワイイ女の子だ。



「失礼します。リーヴァ様そしてアリザ様、朝食ができておりますが、どうなさいますか?」



「ごめんなさい。なんかリーヴァちゃんが記憶喪失みたいなの、ちなみに、リーヴァちゃんこのメイド………プリンのこと覚えてる?」


リーヴァが反応する前にプリンが反応した。


「えっ!リーヴァ様、記憶喪失になってしまったんですか?今まで、いろいろな意味ですごく可愛いがっていただいたのに………私のこと覚えておられないのですか?」


プリンが、悲しそうな顔になっていくのが分かる。


「うん、君のことも思い出せないみたいなんだ」



「リーヴァ様、本当に……………」


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