平成初期のTVのこと、その1〜政治が笑いにできた頃
そもそもこの平成史を書けと言われたきっかけが
「11PMの司会が日本テレビ制作の曜日が高田純次・読売テレビ制作の曜日が藤本義一だったとか、誰が覚えていて誰に発信する情報だよ!」
と私が己の記憶の無駄っぷりに落ち込んだ夫から発せられた命令なので、この頃のTVについて少し。
報道バラエティの全盛期だったかもしれない。
「TVタックル」で舛添要一と田嶋陽子がバトルを繰り広げ。
「上岡龍太郎のダマされないぞ」のザ・ニュースペーパーの風刺の効いたというか、渡辺美智雄を弄りまくりのコントには爆笑したが、政治家をこんな扱いにして大丈夫かよと思ったり。
「朝まで生テレビ」では話を聞かない論客達が私には理解の追いつかない論戦を繰り広げていた。
ああそういえば。
「EXテレビ」という11PMの後番組で、日テレ制作曜日が三宅裕司・読売テレビが上岡龍太郎の情勢バラエティがあって。放送当初はステレオ放送だったけど、新聞や雑誌のTV欄に掲載すると猥語になるからとモノラル放送に変更になったって話、本当なんですかね?
それに加えてもう既に「鶴瓶・上岡のパペポTV」も関東で週1で放送されていた筈だから、1週間に3回、白髪で鼈甲メガネをかけた、クールで少しピリッとしたあの姿を見ていたのだ。
もしかして私は上岡龍太郎のファンだったのだろうか。
やたら彼のことばかり書いている。