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幕間1-2(海兵隊以外の関係者の人名録)

海兵隊関係者以外の人物紹介になります。


こちらも随時、加筆予定です。

(なお、ほぼ史実通りの人生を歩んでいる人物については、紹介を省略することもあります。感想欄で指摘があったら、紹介します。)

海軍(本体)


山梨勝之進、大将、海相、1877年生、海兵25期

 海軍のいわゆる条約派の現在の領袖と言える立場にあり、現在は海相という重職を務める。

 人格者でもあり、今上天皇陛下の信頼も篤く、仲の悪い艦隊派の面々も、その実力は認めている。


堀悌吉 中将 海軍次官 1883年生 海兵32期

 山梨海相の腹心にして、後継者として、自他共に認める海軍の実力者。

 山本五十六空軍本部次長とは、海兵同期ということもあり、親友の間柄でもある。


末次信正 大将 軍令部長 1880年生 海兵27期

 海軍のいわゆる艦隊派の現在の領袖であり、現在の軍令部長。

 艦隊指揮官等、軍令関係には卓越した手腕を持つが、政治関係の手腕は乏しい。

(辛辣な人物評で知られる井上成美将軍からは、「中佐で退役させるべき人物」と酷評されている。)


陸軍


梅津美治郎、中将、第2師団長、1882年生、陸士15期

 第一次世界大戦時に、欧州に派遣され実戦を経験した士官達が結成したブリュッセル会の事実上の領袖。

 陸軍大学を首席で卒業したこと等もあり、陸軍内で輿望を集めている。


永田鉄山、少将、陸軍省軍務局長、1884年生、陸士16期

 陸軍大学を梅津に次ぐ2位で卒業した逸材で、軍政に関するエキスパート。

 ブリュッセル会に所属している。


小畑敏四郎、少将、参謀本部第二部長、1885年生、陸士16期

 陸軍大学校を梅津や永田と同期で卒業した作戦のエキスパート(ちなみに卒業順位は6位)。

 ブリュッセル会に所属しており、専門分野の関係等から、永田とは微妙に対立することが多い。

(永田曰く、小畑は感情に奔るので、冷徹な自分とは、そもそも性格的に合わない。)


岡村寧次、少将、陸軍大学校長、1884年生、陸士16期

 永田や小畑と陸士同期だが、陸軍大学校は2期遅れで卒業している。

 ブリュッセル会内部でも人格者、教育者として知られ、梅津曰く、岡村がいるお蔭で、ブリュッセル会が一丸でいられると評される存在。


前田利為 少将 軍情報部長官 1885年生 陸士17期

 梅津や永田、小畑といった面々と同期で、陸軍大学校を卒業した秀才で、ブリュッセル会に所属している。

 血筋も超一流で、「槍の又左」と謳われた前田利家の末裔にして、加賀前田宗家の現当主。


空軍


伏見宮博恭王 元帥空軍大将 空軍本部長 1875年生 海兵16期

 海軍から空軍に転籍した身だが、航空機の操縦ができない等、余り空軍の事に詳しくない事もあり、半分お飾りに徹している。

(本人曰く、優秀な部下に実務は任せておき、自分は責任だけ取ればいい。)


畑俊六 空軍中将 参謀本部次長(空軍担当) 1879年生 陸士12期

 空軍のナンバー2で、軍令関係を司る存在。

 空軍の戦略、作戦、戦術等について一家言を持ち、現在に合わせた見直しをしている。


山本五十六 空軍中将 空軍本部次長 1884年生 海兵32期

 空軍のナンバー3で、(第一次)世界大戦以来の戦歴を持つ。

 伏見宮元帥の信認を受け、空軍の軍政関係を事実上掌握している。


井上成美 空軍少将 空軍本部総務部長 1889年生 海兵37期

 山本中将と同様に、(第一次)世界大戦以来の戦歴を持ち、満州事変でも戦場経験を持つ。

 山本中将の腹心の部下で、肝胆相照らす間柄でもある。


民間(軍関係者以外)


高畑誠一 鈴木財閥総帥 1887年生

 鈴木商店の後身、鈴木財閥の現在の総帥。

 第一次世界大戦時には、鈴木商店のロンドン支店長として辣腕を振るった。


中島知久平 衆議院議員(立憲政友会所属)1884年生(海軍の元所属とすべきですが、便宜上、こちらに記載します。)

 元々は海軍の軍人であり、第一次世界大戦に伴い、欧州に派兵された際には、航空機の整備で偉才を発揮した。

 第一次世界大戦中、航空機を民間で製造することを主張するようになり、その主張が高畑誠一の耳に入ったことから、三顧の礼をもって、鈴木商店が鈴木重工を作る際に社長として迎え入れられ、鈴木重工で辣腕を振るう。

 昭和金融恐慌の経験から、政界へ自らが転身することを決断し、高畑誠一の了承を得て、鈴木重工社長を退き、衆議院選挙に立候補して、当選したことから、衆議院議員になる。

 現在、衆議院議員の経験は浅いものの、鈴木財閥と言うバックがあることから、立憲政友会の大幹部となっている。

次から第1章になります。


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