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君がいる日常。

きみが好きって言うから。

作者: SYULI

コンタクトって面倒臭い。




幼いころから眼鏡を掛けていたが、高校からコンタクトにした。


でも朝の忙しい時に毎朝コンタクトを入れるのは手間が増えるだけ。

眼鏡なら、何もしなくて良いし、寝ても乾いて目が痛くなることもない。


その代わりに眼鏡だと、汚れや、曇りを気にしなければならず、

また、運動音痴な自分は体育のときにボールが当たって眼鏡を壊すこともあり、

不便さを感じることも多い。


そうして毎朝渋々コンタクトを入れていた。




ある日、時間がなくて眼鏡で登校した。

友達に会う度に質問され、寝坊した旨を伝える。

そこで納得され、話は終わるのだが、


「でも、私はコンタクトの__のほうが好きだな!」


彼女だけ反応が違った。




コンタクトって面倒臭い。


毎朝そう感じる度に、彼女の言葉を思い出す。


彼女に深い意味がないのは解っているけれど。



少しでも、きみに好きって言われる自分でいたい。


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