春風
暖かい風が運んでくる
笑顔になる私は気づく
笑う事はとても自然な事だと
春の息吹か 青空の爽やかさか
特別な意味はなくても
笑顔は私の心を照らしだす
何時もは見ない景色が映る
鳥は木の上で歌を歌っている
口笛をふいてみた いつか聞いたなにかのメロディ
声をかけられ 振り向くと友達
照れ隠しに笑うと 貴方は微笑む
始まる会話 さえずる鳥たち
何時もは気づかない貴方がみえる
温かい心はすぐ近くにもあった
空を見ると狭く 押し潰した雲が広がっていた
肌寒い 体がこわばる
灰色の雲が 私の心を覆ってしまう
冷たい雨は体に染み込み
心は温もりを求める
自分の手のひらに繋がれた 手がないことに気づき私は思う
寂しい気持ちはこんなにも近くに存在してた
寂しさもきっと自然なことなんだろう
季節は巡り 心も巡る
温もりを感じる人は 寂しさも感じるんだ
暖かい風が運んでくる
笑顔になった私は気づく
笑う事はとても自然な事だと
世界は巡り 天気も巡る
空からみた地球は 半分以上晴れ渡ってたんだ