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E×I  作者: 鉄箱
第二部 闇を打ち祓いし剣
36/81

六章 第八話 波乱の闘技大会⑦ 旭日の決戦 前編


 昨日の雨雲が嘘のように晴れ渡った、雲一つ無い快晴。

 人が集うと必ず歓声に包まれていた闘技場は今、しんと静まりかえっていた。


『古代の皇帝アクルイトは、民への娯楽の場としてこの闘技大会を始めました』


 朗々と響く声は、レイニのものだ。

 普段の過剰なテンションはなりを潜め、ただ淡々と演説をしていた。


『その後代々と年月を経て、何時しか名誉と栄光を勝ち取る場となった、この大会』


 物音一つしない闘技場。

 響き渡るレイニの声。

 その場に集う誰もが、興奮を抑え込んで拝聴している。


『今やノーズファンへの数少ない入り口としても作用するようになり、

 そこには舞台劇にまでなった出来事も、数多くありました』


 司会席で座っていたレイニは、淀みない動作で立ち上がる。

 そして、静けさが壊れそうなほど張り詰めた闘技場に、大きく声を轟かせた。


『今日この日、あなたたちは伝説を見る。

 歴史に刻まれる伝説の証言者となり得る者達よ!

 この戦いの終止符を、雄叫びを以て迎え入れよ!

 今ここに集うのは、正真正銘“最強”を語るに相応しい、戦士達だぁーっ!』


 だんだんと上がっていった音量に、観客達は沸き上がる。

 立ちあがり、腕を振り上げ、腹から出した空気で喉を振るわせ、闘技場に反響させる。


『オォォォォォォォオォォォッッッッッッ!!!!!!』


 闘技大会の決勝戦。

 最後の二試合の開始を祝う声が、闘技場に強く響き渡った。














E×I














 鉄格子の嵌められた窓から、一条の光が差し込む。

 その煌びやかな陽光が、瞑目するナーリャの鎧に反射して、僅かに黒く輝いた。

 森の主の素材で鍛え上げられた漆黒の弓を、大きな鎧で覆われた左手で掴むと、その黒の弦に遮られた光が陽炎のように揺らめく。


 その揺らめきの向こう側で、ナーリャは静かに目を開いた。


「爺ちゃん……必ず、勝つよ」


 溢れ出した意志が、声となって喉から零れる。

 矢を番えずに右手で弦を引くと、闘技場へ続く門に向けて、空の矢を放った。


――ィィィィン


 空気の震えが、空間に伝わる。

 聞き馴染んだその音が、ナーリャの心を静かに落ち着かせた。


『男性部門決勝戦、東門選手――――ナーリャ=ロウアンス!』


 響いてきた声に、ナーリャは一歩を踏み出す。

 セアックのナイフ、黒帝の弓、クリフの短剣、教会騎士のロザリオ。

 恩人の想い、仲間達の餞別、絆の証、託された異界の感情。

 その全てが、ナーリャの“一歩”を強くする。


『続いて西門選手は――――ガラン=テルクス!』


 白い砂を踏み佇む、ナーリャ。

 その正面の門、冷たい廊下の奥から現れるのは、灰褐色の暗闇だった。


 重厚な右腕と奇妙なギミックのついた左腕。

 灰銀のガントレットとグリーブ以外には、一般兵よりやや上等な軽鎧のみを身につけていた。


『最優と最高。

 至高と究極。

 完全と完璧。

 世界最高峰と呼ばれし弓使い、ロウアンスとテルクスの終わりなき競合。

 挑むべきは目の前の強敵か、世界よりもたらされた限界という名の壁か。

 今ここに、伝説は再現される……!!』



 アークの声が響き渡り、闘技場が沸き上がる。

 ナーリャは荒れ狂う心を一息で落ち着けると、余裕の表情で構えるガランを見た。

 その熱く、それでいてどこまでも冷たい視線に、ガランは愉しそうに笑ってみせる。


 そして、獰猛に、荒々しく。

 己の感情を迸らせた。


『決勝戦……開始!』


 アークの声は、それきり聞こえなくなる。

 遮断された音声はナーリャ達の耳に届かず、二人は己達だけの世界で睨み合っていた。

 彼らの耳に届く観客の声も、その集中力で静かに遮られているのだ。


「先見二手」


 先手必勝と、ナーリャは素早く矢を番える。

 鏃を向けるのは上空……まずは、牽制だ。


「二拍双雨!」


 一息二射、四矢の雨がガランに放たれる。

 ガランはそれをあくまで冷静に、躱す。

 肩に降った一撃を半身になって避け、避けた先に降った矢を拳で弾き、残りの二本も同様に弾いて叩き折った。


 直線的な一撃でない以上、視線を上に向ければある程度の軌道は読める。

 それ故に、動きを見通す一撃を、淡々と回避して見せたのだ。


 だが、その動作は、ナーリャに次の手を打たせる隙となる……。


「先見二手、二射必中!」

「ハッ」


 ……はずだった。

 高速で飛来する二本の矢を、ガランは冷静に見る。

 いや、ガランが見ているのは、矢ではなく――ナーリャの“動き”だった。


「“過視かし”」


 流れるような動きで、前に出る。

 弧を描きながら手を動かし、まるでナーリャの“先見”のように、飛来する位置を読んで矢を弾いた。


「なっ」

「今度は、俺の番だ」


 獰猛な笑みと共に言い放たれた、宣言。

 足に力を入れて疾走するガランの姿は、森林を駆けるアインウルフを連想させる。

 異常なまでのプレッシャーを放ちながら走る姿に、ナーリャは歯がみしながら弓を腰に提げて槍を構えた。


「槍で俺に、敵うとでも思ったか?」


 接近してきたとはいえ、まだガランは槍の間合いにいる。

 中距離に立つガランは、拳をナーリャに当てることはできない。

 ならば、まずは槍で迎撃すればいい。


「シッ!」


 短く息を吐いて、鋭く槍を突き出す。

 その動きを、ガランはよく見ていた。

 焦点を一カ所に集めずに、全体を見るように。


「過視」


 短く紡がれた言葉。

 その声が、今度こそナーリャに届く。

 そして、その言葉をナーリャが理解するよりも早く、ガランが動いた。


 柳のような、柔らかな動き。

 圧倒的な技術と経験が込められた鋭い槍の一閃を、ガランは焦点の合わない目で“見極める”と、半身になって避けて右手で槍の柄を掴んだ。


「くっ?!」

「捕まえたぜ」


 力を込めて、腕を引く。

 筋力ではガランに負けるナーリャは、あっさりとガランの方へ重心を許してしまう。

 その前のめりになった身体の頭部に向けて、ガランの左手が突き出された。


「ッ先見一手!」

射抜しゃばつ!」


 左手の重厚なガントレット。

 その甲の部分の出っ張りがきらりと煌めき、ナーリャは危機感を覚えて首を捻った。


――ダンッ!

「っ!?」


 首を捻ったナーリャの、右頬。

 目の真下を、銀の光が鋭く抉る。

 頬骨を削られる勢いで放たれた一撃は、白い闘技場に強烈な真紅を吹き散らした。


「これを避けるか……だがまぁ、“俺の番だ”って言っただろ?」


 痛みで右目を閉じるナーリャの、右頬。

 そこへ、銀の籠手が鈍く輝いた左腕が、鋭く放たれる。

 脳を揺さぶることを目的とした一撃に、ナーリャは槍を放して飛び退くことで躱した。


「得物を離して大丈夫なのか?」


 ガランは左腕を引きながら、槍を後方に放り投げた右腕を戻す。

 その勢いを保ったまま、ナーリャの顔面に右のストレートを放った。


「くっ!」

――ガギンッ


 その一撃を、腰から引き抜いた短剣で防ぐ。

 クリフから譲り受けた、武器だった。


「自分の得物に自信が持てないヤツは、そうやって予備の武器を沢山持つ」


 ガランは嘲笑を浮かべながら立て続けに左を振る。

 左右を交互に、それでいて緩急つけて放たれる連撃に、ナーリャは焦りを覚えていた。


「ロウアンスの名を持つ者は、何時の時代も臆病者ばかりって訳だ!」

――ズンッ!

「ぐあっ?!」


 拳に気を取られていたナーリャの、腹。

 そこへ、鋭い蹴りが放たれる。

 その重い一撃にナーリャの身体は浮き上がり、遙か後方へ飛ばされた。


「親父の申し出に怯えて逃げた、セアック=ロウアンス。

 同じ名字だと期待してみれば……ククッ、同じ“臆病者”とはなぁ?」

「なん、だと……」


 気泡と共に僅かに血液を吐き出しながら、ナーリャはふらりと立ち上がる。

 再び戻ってきた弓の間合いだが、素直に喜べる体調ではなかった。


「再戦申し込みから逃げて、王国まで行ってみれば騎士は辞任。

 どこかの村に引っ込んで、やることは隠居生活か?」


 ガランは右手で目元を覆い隠しながら、大きく笑う。


「弟子の育成に時間を注いだのかと思えば、やってきたのは臆病者」


 笑い声を止めて、ガランは右腕を振り払うように、顔を顕わにする。

 そこに浮かぶのは笑みではなく――煮えたぎるような“憤怒”の表情だった。


「結局“セアック=ロウアンス”ってヤツは、

 “無駄な時間”を他人に注いで、のんびり隠居生活を楽しんでいたってか?

 親父を……テルクスを嘗めるのもいい加減にしろッ!」


 怒りの声。

 その声に、その感情に、ナーリャは俯いた。

 そんなナーリャの仕草に、ガランは舌打ちをする。

 演技ではない、失望の怒りと共に。


「無駄な、時間?」


 腰に剣をしまって、弓を抜く。

 その巨大な弓を携える左手には力がこもり、ミシミシと軋んだ音を放った。


「妻の……“ミレイア”の療養のために、森へ入り」


 ガランは、そんなナーリャに気がつかない。

 向かってきたのを叩きつぶす。

 それで、この“つまらない”仕合を終わらせようとしていた。


「栄光も名誉も全て捨てて、治療法を探し」


 腰に当てた万能ナイフ。

 セアックからの形見であるそのナイフが、ナーリャに彼の“記憶”を垣間見せる。


「最後の一瞬まで諦めず、叶わなかった後も村を護り続けた」


 絶望も、悲しみも。

 全て味わったその後で、セアックは失意に埋もれながらも村を護った。

 そうして、彼は見ず知らずの少年をも、救ったのだ。


「爺ちゃんの生、その時間が無駄だったなんて、あるはずがない」


 無駄ではない。

 無駄では、なかった。


「その証拠を、見せてやる」


 それが証明できる方法は、ただ一つ。

 生涯最後に自分の全てを伝えた存在による、戦い。


「あ?」


 ガランは、矢を番えたナーリャを、見る。

 明らかにやる気は感じられないが、手は抜いていなかった。

 セアックの“先見”に対抗すべくテルクスが二代にわたって編み出した、奥義。


 相手の動作や呼吸から、放たれた後にその軌道を見極める。

 情報処理能力と判断力と瞬発力が無ければ扱うことのできない、一つの究極。


 それが、ガラン=テルクスの“過視かし”だった。


「先見三手」


 身体に流れ込んでくる情報。

 経験と記憶と記録と、感情。

 その全てを噛み砕き、ナーリャは矢を番えた。


「三撃必殺!」


 限界まで引き絞られた、対大型魔獣の大弩。

 その一撃は空を切り、ガランよりも五歩ほど前に突き刺さった。

 その軌道を“視て”いたガランは、その場から動くことなく首を傾げる。


――ドンッ


 土煙と共に、砂地の下の大地が抉れる。

 大きな塊が空中へ浮かぶことで、ガランはそれを“派手な目くらまし”と判断した。


「結局小手先に走るってか?」


 だが、ガランはなにも“目”だけで判断している訳ではない。

 空気を感じる触覚や音を拾う聴覚も、過視の判断材料の内だった。


「……一直線か」


 まだ、岩が宙に浮いたまま。

 落ちきってもいないというのに接近してくるのには、驚きがあった。

 今までと比べてあまりに早く、また矢に頼った一撃を放つ訳でもなかったためだ。


「その速度じゃ、軌道は変えられねぇぜ?」


 ガランの脳裏には、すでに正面から叩きつぶされるナーリャの姿があった。

 だが――その予想は、覆される。


「あぁぁぁぁぁああぁぁっっっ!!!」

「つっ!?」


 闘技場に響き渡るような、大声。

 それにより、研ぎ澄まされていた神経がかき回される。

 集中しようと耳に神経を集めていたのも、それに影響されていた。


「チッ、過視を防ぐか!

 だが、今更軌道は変えられねぇだろうが!」


 そう言い放ち、ガランは右手を突き出す。

 それだけで、ナーリャは顔面を潰されて、その場に崩れ落ちる……はずだった。


「“壁駆へきか――」


 浮き上がった、大地の破片。

 岩を壁に見立てた疾走。

 ナーリャの右腕に持たれた短剣が伝える……クリフの、技。


「――疾閃しっせん”!」


 空を駆ける、移動術。

 その複雑な動きで、ナーリャはガランの背後を取る。


「せいッ!」

「づぁっ?!」


 振り返ることができなかった、ガランの左腕。

 そこを、すれ違い様にナーリャが抉る。

 聴覚麻痺による過視の妨害と、壁駆疾閃によるクロスボウの使用封じ。


 ――これで、“二手”だ。


「チィッ!?」

「はぁぁぁっ!!」


 懐でコマのように回転し、短剣を振るナーリャ。

 その一撃を回避するために、ガランは後方へ跳ぶ。

 と同時に、ナーリャは短剣を放り投げて、弓を構えた。


 ガランが着地して再び踏み込めば、防げるほどの近距離。

 矢が威力を出せるギリギリの距離とはいえ、それは明らかに“悪手”だった。


「バカが、功を焦ったか!」


 着地してすぐに踏み込めるように、前方へ意識を集中させる。

 だがそれこそが、ナーリャが引き出したガランの“油断”――三手目だった。


「“ウルド=ガル=バリスタ|≪闇を穿つ大弩≫”」

「もらっ……たっ?!」


 着地をした、その瞬間。

 足の下に転がっていた“槍”が、ガランの体勢を崩す。

 大地を抉り壁に見立てるためだけではなく、この槍を隠すために吹き上げられた砂煙。


「穿てッ!」

――ドゴンッ!!

「ぐぁっ?!」


 風をたたき割るように放たれた漆黒の矢が、ガランの右肩を貫く。

 容易く貫通したその一撃は、咄嗟に左手で矢を掴んでしまったため抜けきることなく、ガランの身体を持ち上げた。


「がぁぁぁっ!?」

――ドンッ


 そして、後方に数十メートル低空飛行し、ガランの巨体を闘技場の壁に縫い付ける。

 その衝撃に、ガランは痛みから悲鳴を上げた。


「これが、僕と爺ちゃんの――“ロウアンス”の力だッ!!」


 土煙が晴れ、弓を構えたナーリャの姿が浮かび上がる。

 頬から血を流しながらも悠然と佇む、その姿。

 それに、静まりかえっていた観客席が、徐々に沸き上がっていった。


『ガラン=テルクス行動不能により、男性部門優勝は――ナーリャ=ロウアンス!!』

『オォォオォォォォォオオオオォォォォォッッッッッッッ!!!!!!』


 観客から響き渡る、歓声。

 ナーリャはその声を全身に浴びながら、ただ右腕を振り上げるのだった。


「勝ったよ、爺ちゃん」


 その双眸に、セアックの瞳のような大空の青を、映しながら――。











――†――











 試合を終えたナーリャは、まず東門の控え室で軍医による手当を受けた。

 傷が深いため確実に痕は残るだろうと言われたが、そんなものは“勲章”だ。

 現在は、頬には四角い布が当てられている。


 そして、千里達の下へ向かう道すがら、担架で運ばれるガランに遭遇した。


「よう、坊主」

「ガラン……」


 ガランは包帯で巻かれた両腕を気にもせずに、上半身を起こす。

 焦る軍医を手で遮って黙らせる姿に、余裕は感じられない。


「まぁなんだ。

 ……やるじゃねぇか、“ナーリャ”」


 たった一言。

 それだけ言い放ち、ガランは担架に身を沈める。

 その姿を見ながら、ナーリャは小さく笑みを浮かべた。


「貴方も、強かったよ……ガラン!」


 担架で運ばれていくガランに、ナーリャはそう声を上げる。

 その声が届いているかは解らない。

 だがそれでも、戦いを通じて想いが伝わったと言うことだけは、確かに実感していた。


「ナーリャ!」

「……千里」


 そうして選手観客席まで行くと、同じく控え室に向かおうとしていた千里と会う。

 どうやら、ギリギリ間にあったようだ。


「すごいよナーリャ!

 すっごくカッコ良かった!」

「あ、ありがとう」


 興奮した様子で詰め寄られて、ナーリャは頬に朱を差す。

 そこまで言われてしまうと、照れてしまうのだ。


「次は千里の番だね」

「うんっ!

 ナーリャが勝ってくれたんだもん。負けられないよ!」

「でも、あんまり気に負わないようにね。

 肩の力を抜いて、ただ全力でやってみようよ」


 どうにも、焦っているように見える。

 ナーリャはそんな一縷の不安を、笑顔で覆い隠していた。

 それに千里は気がつかないまでも、アドバイスを受けて強く頷いた。


「うんっ!肩の力を抜いて、全身全霊全力で頑張る!」


 小柄な身体で胸を張る姿は、幼い子供の背伸びのようにも見える。

 勇ましくもどこか不安の残る仕草に、ナーリャは胸の支えを覚えていた。


「それじゃあ、行ってくるね。ナーリャ!」

「うん、頑張ってね。千里!」


 手を振って走る、千里の姿。

 その背に声をかけながら、ナーリャはただ真剣に、千里を見ていた。


 残す戦いは、あと一つ。

 千里とフィオナの、決勝戦だった。

前編はナーリャ、後編は千里。

次話以降から七章に入りたいと思います。


ご意見ご感想のほど、お待ちしております。


それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました。

後編も、どうぞよろしくお願いします。

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