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3話_幽霊を惹きつける男

俺の名前は『鈴木 伊織』。なんとも言えない幽霊を惹きつける体質の人間だ。


朝昼晩、1年中24時間幽霊を引きつけてしまう。



本当に幼馴染の日和がいて良かったと思う。


小さい頃は川に落ちるわ、金縛りにあうわ、


色々大変だったな.......。良く生きてたな俺...。



今朝起きたら肩に悪霊っぽいのがいました。


大きさは中型犬くらいの体は真っ黒であちこちに目や口が...何だこれ。


あと尻尾みたいなのが生えてます。


日和いなかったら今日まで生きてたかさえ怪しい。



『ごめん、うち今日休むわ。風邪ひいちゃって』


電話がなったので出たら詰んだ。


『って事だから今日は《おまじない》してけよぉーブツッー』



おまじないか...って、肩のは(肩の幽霊)どうすれば良いんだ...。


「よー!伊織!今日も元気ないな!」


家の玄関をでてニッコニコで待ち構えていたのは友達の『佐々木 誠(ささき まこと)』。

茶色がかった髪の毛に背丈は小さめの男子。ほぼ笑ってる。


「てかいつもより顔色悪くね!?...あー!もしかして日和ちゃん休みなんだなー!?」


ニヤニヤしながら話しかけてくるので苦手だ。


俺が汚物を見るような目で見ても彼は気づかなかった。


「...なんか、風邪引いたんだってさ。」


多分この前の言霊?ってやつかな。


ああゆうの使うと足が攣ったり、筋肉痛になったり...ショボいな。



登校しながら考える。


まぁ、いいか。ちなみに一般人にも霊力はあるらしいが、


それをコントロールできなくては幽霊が見えない。せれじゃない場合は素質である。


俺の場合は【素質】だろう。



幽霊の強さ、危険度は大きさで決まるらしい。(日和の情報)

まず、【小・中・大】に分かれる。

大きければ大きいほど危険であり、

小さければ小さいほど弱い。

マシュマロくらいの大きさは良い霊である。

【大】の後には【災害級】がある。

【災害級】は地震や津波などと言った自然災害のようなタチの悪い悪霊。

ごく一部の霊媒師にしか祓えないが日和は普通に祓える。



ようやく学校に着いたようなので靴をしまってから教室へ向かう。


『縺雁燕縲�」溘≧縲�』


肩にいた幽霊、悪霊が俺を食べようとしてくる。


反応に遅れたが、おまじないをしていて良かった。


ーーーーー

【おまじない】


悪霊と生者との境目を断つ結界のような物。


効果は1日続く。

ーーーーー


周りには生徒がいるので、あまり人が来ない北のトイレへ向かう。


悪霊はもちろんついてきた。


『縺ォ縺偵£繧九↑縺イ縺阪g縺�b縺ョ繝シ繝シ繝シ�√↓縺偵k縺ェ縺�シ�シ�』


何を言っているかはわからないが、逃げるな、と言っているのはわかる。


周りに誰もいないか確認する。


《言霊 『消滅』 この悪霊を滅せよ!》



『��シ溘d繧√m縺翫♀縺翫♀��シ溘�繧薙�繧薙h縺�°縺��縺上○縺ォ縺�シ�シ√≠縺ゅ≠縺ゅ≠縺�』


そう言い残して、悪霊は消滅した。


日和におまじないと滅する言霊を教わっといて助かった...。


「はぁ...」


まだ朝なのにこんな事ずっとしてたら明日には全身筋肉痛(副作用)になってしまう...。


「伊織?」


後ろから誠がやってきた。


「こんな人も来ないような北トイレで1人で何してたんだ?」



誠は勘が良くて困るんだ。頭はあまり良くないが。


「今なんか失礼なことを考えてた?」


とか言ってくるし。



「...俺みたいな陰キャは陽キャどもがうじゃこらいるトイレなんて使いたくないんだよ。

場違い感がひどいし。」


本当のことしか言ってないし疑われることは何もない!


「陰キャ...陽キャ...。確かにそうだな!」


せめて励ませよ。



「じゃー俺、先に教室行ってるからなー!」

「お、おぅ」


誠がいなくなった事を確認して、俺は馬鹿デカため息を吐いた。


「はあぁ......バレたら()()周りの人に迷惑がかかっちゃうからな...。」


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

【佐々木 誠】


(あいつ絶対なんか隠してるよな...。)


俺は教室へ向かいながら考える。


(だっていつもは北トイレどころかわざわざコンビニまで行ってトイレするのに。)

(なんか壁に向かってなんか言ってたな...聞こえなかったけど。)

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