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第2話

天星高校(てんせいこうこう)

これが俺たちの通う高校である。都内にある学校で、学力はなかなか高い。

この学校の特徴は海外からの留学生を積極的に受けお入れているところである。なのであたりを見回すといろいろな国の人の顔を目にする。

1学年300人くらいのうち30人くらいが留学生だ。

俺と桜が校門を抜けようとした時

「お〜い、遊馬〜」

声をかけられた方を見るとそこには俺の幼馴染の遠見兼一(とおみけんいち)がこちらに向かって走ってきた。

「う〜す、兼一」

「おはようございます、遠見さん」

「おはよう、遊馬、御巫さん」

兼一は幼稚園の時からのつきあいで、昔からよく遊んでいた。その関係は今でも続いており、

桜と同じくらい信頼のおける友人である。ちなみに俺たち3人は同じクラスだ。

「数学の宿題やったか遊馬?」

「宿題?なにそれ、おいしいの?」

「遊馬さん、宿題はおいしくないですよ。出さないとにがい思いをするときがありますけど」

「おぉ、桜うまいこと言うねぇ」

「感心してる場合か、おまえこの前も提出してないだろ」

「まぁ、なんくるないさぁ」

などど談笑しながら玄関に向かう。

「俺たちこれからちょっと校長室に用事あっから、先生に言っといてくんねぇか」

「校長室?」

「あぁ、校長は俺の親と昔からの知り合いだからな。少し話があるんだと」

これは嘘ではない、実際俺は校長のこと子どもの頃から知っていてよく遊んでもらっていた。

「わかった、伝えとくよ」

そう言って兼一は教室へ歩いて行った。

「さて、俺たちも行きますか」

「はい」

俺たちは校長室へ向かった。


コンコン

「失礼しま〜す」

「失礼します」

カチャ

校長室はなかなか広く、落ち着いた造りだ。

「待っていたぞ、遊馬、御巫君」

これがうちの学校の校長、小早川裕太郎(こばやかわゆうたろう)

年の割に若く見える人で、おじさんと言えばいいのかおじいさんと呼べばいいのかわからない。

ふと視線をずらすと、金色の長い髪、青い瞳、桜にひけをとらないくらいの美少女が立っていた。目が少しつり目なせいか少し気の強そうな雰囲気がある。

「紹介するよ、こちら今日から留学生としてこの学校に通うことになったユリア・バルバートル君だ」

「ユリア・バルバートルよ」

校長に続いてユリアが言った。

「ども、三条遊馬です」

「はじめまして、御巫桜です」

俺たちも軽く自己紹介をする。

「彼女のお父さんはフランスの外交官でね。お父さんの仕事の都合で日本に来たんだ。

今回君たちにはバルバートル君の護衛をしてもらいたい」

「しかし、なんで護衛なんか…」

「うむ、彼女たちの来日の表向きな目的は国際交流ということになっている。しかし、真の目的はある犯罪組織の調査にある」

「犯罪組織?」と桜が聞く

「フランスと日本の間で武器や麻薬などの密輸を行っている組織だそうだ。その調査を悟られないためにも表立って護衛をつけることができないのだよ」

「だから俺たちに」

「うけてくれないか?」

「お引き受けします!」即答だった

するとユリアが

「い、いいのあなたそんなに簡単に引き受けて?!」

と慌てて言った

「いや今月厳しくてなんでもいいから仕事しないと生活できないんです…」

と、とても暗い感じで答えた

「そ、そう」

「安心しろ、報酬の方は期待してくれていい」

「ありがとうございます」

俺には校長が神に見えた

「では頼むぞ遊馬」

「はっこの三条遊馬全身全霊をかけてユリア・バルバートルさんの護衛務めさせていただきます!」

こうして俺たちは護衛の依頼をうけることになった












2話目です

小説書くのってホント難しいですね(汗)

こんな小説ですが最後までへこたれずに書いていきたいです


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