逆革命_強すぎる勇者の虐待 (予告編)
俺は魔王。
ちなみに、とってもいいやつだ。
だけど、二十年ほど前。俺の魔力が今より1000倍あった時__俺は勇者のその強靱なるヤイバに、倒れた。
当時4歳だった。
生まれてから四年でぶっ倒された魔王。その後、上級生レイドもは、俺の後を追うように何千と倒れてゆき、二年前のスライム軍団第突撃以降、この世界は勇者に支配された。
その勇者の名前は、シノン。いかにもカッコよくて、人望がありそうな名前だ。実際にも、とってもいいやつ・・・らしい。
俺と戦った時は、とってもひどかったが・・・
(フラッシュバック中・・・)
「おい!そこのお前!立ち止まれ!」
「お前こそ・・・!お前、我が魔王城に滑り込みおって・・・!」
「こっちに来てみなおーにさん!」
クッソ!俺はその方向へ走り出そうとしたら、
何らかの魔法を受けて、俺はどっかに飛ばされた。そして、城はあっけなく崩壊、俺たち魔王軍は端っこの方へ逃げ出したのだ。
前は、この20倍ほどは強かった魔王軍も、度々の攻撃にさらされて、さらにあの『勇者』の攻撃にかなわない。
さあ、どうしたものか。
この世界は、勇者に支配されている。
ただそれだけなのだ。