第3話 魔物討伐《2》
勇馬群れの中に突っ込むと重力を操りウルフ達を抑えつけた。もう今動けるのはリーダーくらいだろう。勇馬はゆっくりと近づくと、リーダーの殺気に満ちた目を見てコピーを発動した。
〖威圧を獲得しました。〗
〖縮地を獲得しました。〗
〖獣王化を獲得しました。〗
ほかのウルフ達もスキルをコピーし、
威圧Lv5
縮地Lv8
獣王化Lv2
まで、上がった。勇馬はその後、電魔法で殺し、死体を回収した。
この後、数匹の魔物が出たが全て返り討ちにし死体を回収した。
そして、
「神様、固有スキル〈真相解明〉てなんだ。」
「それわな、どんな事柄に対してでも解き明かすことができるんじゃよ。例えば、そこの池に使ってみるがよい。」
〔真相解明〕
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チャドの池 昔話に出るくらい昔から確認され
ている池。そこまで、特別なちから
があるわけでわないが、巨大魚がい
るなどと噂される。
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「チャドの池だって。」
「神様、知っていますか。」
「昔からある池なんじゃが、ほんとに何もないんじゃよ。」
少し、歩こう。
森を歩いていると、『ドス』『ドス』『ドス』
大きな音がして見上げると10メートルは下らない大きな巨人がいた。〔鑑定〕
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種族 ギガンテス
Lv46
HP4000
MP1200
力3000
知力400
速さ500
体力2000
魔力1300
運120
スキル 棍棒術Lv4
眼光Lv5
筋力超上昇Lv6
パッシブスキル 筋力上昇
固有スキル 変色
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「グガアアァァ」
大声を上げ、振り上げた棍棒を振り下ろす。
勇馬はこれを避け、
「さすがにまともにはくらえねえなぁ。」
勇馬は右手に魔力を集めると淡く光る手が強く光り輝く。勇馬はそれをギガンテスの左肩に叩きつける。
〔正拳突き・聖魔拳〕
ギガンテスの左肩を貫いた。「グギャァァァ」
ギガンテスは悲鳴を上げ、棍棒を振り回す。勇馬が上空に飛ぶ。すると勇馬の右手が紅く光り、されが瞬く間に右手に収まった。そして、勇馬が振りかぶり、右手から紅い火の玉を投げる。するとだんだん大きくなりギガンテスを包み込む。
後に残るは、ギガンテスの虫の息の体。すると勇馬はスキルをコピーし、ギガンテスにとどめをさす。
〖棍棒術を獲得しました。〗
〖眼光を獲得しました。〗
〖筋力超上昇を獲得しました。〗
〖筋力上昇を獲得しました。〗
〖変色を獲得しました。〗
「ん、これはなんだ。」
変色 体の色が変わりその部分のステータスが
数十倍にする。
これもチートだな。
俺は呟き、今日寝る所を探し始めた。
次の日の朝、昨日のギガンテスの死体を回収し、東に向けて歩く。
「勇馬実はな、そろそろわしとの会話もきれるんじゃ。
おぬしに一つ授けるものがある。無限空間に入れておいた。
それの名前は〔絶刀・斬〕おぬしにぴったりの武器じゃ。」
〔言い忘れていたが、その刀、神器じゃぞ〕
そうして会話は、きれた。
「あの神様は、とことんいい人だ。」
勇馬は空を眺め言った。
「ブシュゥン」
斬はゴブリンの首を簡単に飛ばした。
「これは、すごいなあ。
切れ味もいいが、手にすいつくように持ちやすい。」
今、勇馬はゴブリンの群れに囲れている。
「試し切りはこれくらいでいいか。
さあ、いくぞ。!」
勇馬がそう言うと、斬が青く光る。
〔回転斬り・氷裂〕
勇馬が回転斬りを繰り出すと、氷のはがまわりのゴブリンを切り裂き凍りづける。すると残るゴブリンがものすごい殺気を込め魔法を放つ。勇馬は魔法を切り裂き、ゴブリンの首を刎ねる。スキルをコピーするのも忘れない。
〖再生魔法を獲得しました。〗
〖暗黒物質魔法を獲得しました。〗
〖再生を獲得しました。〗
死体を回収し、勇馬は呟く。
「それにしても、これはすごいなあ。」
しみじみと呟く。すると、
「キャァァー」
南のほうで声が聞こえ、勇馬は走り出した。
やはり、戦闘シーンは苦手です。
あと近いうちにほかの人物も出します。