第2話 魔物遭遇 魔物討伐
俺はとっさに鑑定を使った。結果、
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種族 ゴブリン
Lv17
HP 120
MP 60
力 70
知力 13
速さ 41
体力 62
魔力 34
運 3
スキル 棍棒術Lv4
麻痺耐性Lv2
固有スキル 繁殖Lv3
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弱っ、
「神様、こんなもんなんですか。」
「あぁ、こんなもんじゃ。
普通の魔物なんてこの程度じゃよ。おぬしが強すぎるのじゃ。」
情報処理上昇のおかげか、相手の棍撃がゆっくりと見える。俺は左手で払いのけ、右手で相手の顎を衝く。すると、顎を吹き飛ばしてしまった。
「やり過ぎたか、、、、」
「やり過ぎじゃ。おぬし、力加減をちと練習した方がよいぞ。」
それから、俺は木を相手に力加減を試す。
右手を引き正拳突きを放つ。すると木が半ばからポッキリ折れてしまった。
「あちゃー、もうちょっと弱くだな。」
「おぬし、前世で何やってたのだ。」
「あぁ、俺か
前世はただの高校生さ。でも剣道と弓道をしていたくらいだ。まぁある程度好成績だったがな。」
本人はこう言うが、全国上位に数えられるほど好成績だ。しかも剣道も弓道もかなり上位である。
このようなかんじで手加減の練習をしていると、丁度いいところにゴブリンが現れた。
「少し、お前で試させてもらうぞ。」
今度は勇馬が右手を振り抜き突き出す。ゴブリンは、両手で防ぐが両手の骨が折れ、両手は垂れさがる。勇馬はそれを見逃さず、ゴブリンの胸板に拳撃をたたき込む。するとゴブリンは倒れて、動かなくなった。
「倒した、、の、か、、。」
「おぬしが初めて生き物を殺したのは分かる。
しかし、この世うん、おぬし何故平然としてお
る。」
「ん、それがこの世界のルールだからだよ。この世界じゃやらなきゃやられる。この世界で いきるならこんなことじゃ立ち止まってられな いよ。」
神様はポカーンとして、
「やはりおぬし見所があるのう。」
そして、笑った。
俺は、ゴブリンの死体を回収し、東に向けて歩き始めた。
「神様、魔法てどう使うんですか。」
「ん、体の中の流れは分かるか。」
「あ、分かります。」
血管を流れるように流れる何かを操り、試しに手に集めると手が淡く光る。
「おぉ、珍しいのう。おぬし属性がないでわないか。これな
ら、どんな魔法も使えるぞ。」
「まず、おぬしのスキルにある全属性魔法じゃが、はっきり言ってしまうと全ての属性魔法が使えるんじゃ。例えばじゃが、炎魔法や水魔法、風魔法ほかにも精神魔法や重力魔法まあ無属性魔法も入るな。色々見せるから覚えるんじゃぞ。」
それからは、神様の魔法を次の日までみさせられた。
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次の日、
「次に古代魔法じゃが大昔の人や龍、魔王などが使っていたまほうじゃ。」
「ちょとまて、魔王ってなんですか。」
「ん、魔王か。
魔王わな、魔物の中から生まれる強大な力をもつ魔物の王じ
ゃ。」
「ふーん。
ていうことは、近づかない方がいいのか。」
「まあ、そうじゃな。あやつらには近づかない方がいいじゃろ
う。今はな。
それはそうとして古代魔法も使ってみるぞい。」
「え、(^^;)」
その日は夜まで話が続き、その日は寝た。
次の日、歩きながら〈コピー〉について教えてもらった。
「コピーはな相手の目を見て使うんじゃ。じゃが失敗することもあってのう、熟練度で失敗することも少なくなるはずじゃ。」
その時、丁度良く狼型の魔物達が現れた。
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種族 フワルトウルフリーダー
Lv37
HP700
MP230
力450
知力500
速さ550
体力320
魔力220
運12
スキル 威圧Lv7
土魔法Lv4
縮地Lv6
固有スキル 獣王化Lv8
種族 フワルトウルフ
Lv24
HP120
MP70
力90
知力80
速さ100
体力60
魔力20
運 11
スキル 土魔法Lv3
縮地Lv4
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「丁度いいのう。あの群れコピーの練習をしてくるのじゃ。」
「よし、いくか!」
勇馬は気合いを入れると飛び出した。