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僕ッ娘には訳がある!  作者: シノシノ
第二章 高校一年生
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目覚めのよい朝

シノくんの家で一夜明けた朝。

心地良い眠りから目を覚めた。目が覚めて普段見る部屋の景色じゃない。いつも見る本棚が見えない。というか僕の部屋じゃない。そうだ、シノくんの部屋だ。という事は………………。

横を向くとスヤスヤと眠るシノくんの横顔。


「よし、変な事なる前に起きよう」


ベットから降りた。借りてたシャツがシワが出来ちゃてる。今考えると……本当に今考えると相当恥ずかしい事してたな。

私服に着替えてキッチンに向かった。

泊めてもらったから、お礼として朝ご飯を作ろうと思う。朝をちゃんと食べないと力出ない!お母さん力説。


「フンフ~ンフフン♪………あまりない」


冷蔵庫を開けて材料を確認したけど、シノくんと千鶴さんの食生活が危ぶれる…定期的に買い物してるのかな?まぁ、何もないよりマシか。

エプソン借りてそれじゃあ始めようか。


「おはよう。シノ珍しいね、朝早く…ハル?」

「千鶴さん、おはようございます」

「あれ~、まだ夢見てる?」

「ちゃんと現実ですよ。朝ごはんもうすぐ出来ますから座ってください」


若干寝惚けてる感があるけど、いずれ目が覚めるよね。

油を敷いたフライパンで焼いた食パンをお皿に盛り付けて、食卓に持っていく。そしてサラダ類も持っていく。


「久し振りの朝ごはんだー」


一体どんな食生活なんですか!? 家事とかしてますか?


「おはようー」


どうやらシノくんも起きてきたようだ。


「久し振りの朝ごはんだな」


本当どうゆう生活!?

僕の動揺をよそに朝ごはんを食べるシノくんと千鶴さん。


「ハル、シノの嫁に来て」

「嫁って……僕16歳ですよ」

「母さん、頼むからハルに迷惑掛けないでくれ」

「これだけ家事万能が出来る子なんて貴重よ!」


そうなんのかな?これくらい当たり前じゃない?お母さんからミッチリ叩き込まれたからね。うん、もう家では朝ごはんの担当は僕になった。たまにお昼も作ってる。


「もうちょい味付けちゃんとすればよかったかな?」

「これでも美味しいのにまだ求めるか」


シノくん、これなら当たり前じゃない。ならもっと美味しい方がいいじゃない。みんなに食べて欲しいね。それに料理は楽しい。


「仕事の時間だから先行くね」

「「いってらっしゃい」」


人通り家事を済ましてから、家に帰った。帰る途中でレモンも買っておいた。これから帰った時の惨状を予想しながら。

次回予告

由々「たまにハルの女子力が高いの見るとヘコむわね」

柚葉「比べる事自体勝負にならないッスよ」

由々「そうね。でもせめて勝てるのが欲しいわ」

柚葉「そうッスね。胸なら勝てるッスよ」

由々「それだけ………なの。次回予告『大掃除!』」

柚葉「その場合は家事以外を探さないといけないッスね」

由々「大変わね」



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