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僕ッ娘には訳がある!  作者: シノシノ
第二章 高校一年生
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由々のお弁当

お昼、お弁当を食べようといつものメンバーで屋上で集まった事だった。

ルンルン気分でお弁当箱を開けてる時に気付いた。


「あれ、袖中のお弁当箱って由々のと一緒のじゃない?」


そう袖中くんのお昼がお弁当という事。いつもならお惣菜パンなどを食べていた しかし、それがお弁当……それも由々のと同じようなのを。


「おう、篠原が作ってくれたみたいや」


意気揚々で答えてくれるけど、それってつまり手作りと認識してもいいのかな?

それも気になるだけど………風香が顔を逸らしてるのが気になるかも。それに何かぶつぶつ言ってる、聞こえないけど。


「そうね、相談を乗って貰ったお返しよ」


お返しか…それなら僕にも分かるかな。だって シノくんにお返しした事あったしね。

あと由々度胸があるよね。ブラコンの妹の前で渡すとか。

ほら、柚葉も親の仇のような目で由々を見ない。


「ボソボソ(お弁当を作れるから調子に乗ってッス)」


うん、丸聞こえだ。これって何かの呪詛?

そう言えばシノくんは……………仏と思わせる微笑みで袖中くんを見てる。でもその表情の中で同情が見え隠れしている。

うん、ここまで見ればこの後の展開が予想つく。だてに本は読んでないから。

袖中くんがお弁当の蓋を開けると至って普通のお弁当だった。

まぁまぁ、こうゆうのは中には物体Xとか定番だけど…あれって実際には不可能だよね。


「どれも旨そうやな。どれ頂きましょ」


袖中くんが一口入れた。ここで美味しいと言うだしろ「ほげぇら!?」………何か聞こえた!?

恐る恐る発生源を見ると袖中くんが足を組みながら背筋を地面に着けてる。柔らかいだねーという感想をもって現実逃避したかった……。周りを見ると由々はオロオロして、風香とシノくんは敬礼、柚葉は固まってる。

この場合は風香に聞いたほうがいいのかな。


「何が起きたの?」

「説明すると長いだけどな~」

「三行でお願い」

「袖中くんが食べた。そのお弁当は由々手作り。由々は料理下手」

「察したよ」


三行にまとめてくれてありがとう。でも最後ので全て察す事が出来る。

でも由々が料理下手ってシノくんはなんで知ってるだろう?もしかして実験台に……。


「ちょっと大丈夫なの!?」

「だ…大丈夫や。う…旨かったから」

「そうよかった。家族も美味しい美味しいと言って皿ごとも食べる勢いだったから」


それは最早料理じゃない!何かもっと危ないモノだよ!


次回予告

柚葉「敵と認識してたッス。でもこれまでほどじゃないとは同情するしかないッス」

シノ「まぁ、その実験台に俺がなったんだが」

柚葉「食べたッスか」

シノ「普通に不味かった」

柚葉「まだマシッスね。私も料理が出来るように常に努力してる事ッス」

シノ「俺も少しは出来るけどな」

柚葉「出来ないより出来るほうがいいッスよ。次回予告『風香からの相談』」

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