家と言えばね
ちょっと(?)空回りしたりしたけど、雨もやみそうにないからシノくんの家にお邪魔する事になった。そこまで行くのに言わずともわかると思うけど、傘を持ってない僕とシノくんだから雨の降る中を走っていきました。
ビショ濡れにはならなかったけど……濡れたね。それはいいんだ……それは。問題がね……シノくんが住んでいるところにお邪魔する訳だけど、その場所というのが高級マンションなんだけど。
「シノくんが住んでいる所ってここなの?」
「あぁ、言ってなかったか?……言ってなかったな」
うん、一言も聞いてない。
シノくんってどこかのお金持ちさん?まさかね……。
「緊張するのはわかるが、まぁ…なんだ。入ってくれ」
緊張しかしないよ。シノくんに連れられるまま行き、マンションの一室に入った。
それも中が広いね。さすがは高級なだけあるよ。でも これだけ広いから、シノくんのお母さんも掃除が大変そう。
あっ、どうも……シノくん気が効くね。タオルを渡してくれるなんて。
そして(たぶん)シノくんの私室へと案内された。一般的な広さでシンプルな部屋だなと思った。家具も必要最低限しかないね。
「温かいのを入れるが何がいい?」
「じゃあ、シノくんのおすすめで」
「なら、飛びっきり美味しいのを入れないとな」
シノくんなら入れれるよ……きっと。この高級マンションに住んでいるしね。
シノくんもいなくなった訳だけど…ここがシノくんの部屋なんだよね。落ち着かないな~。
そうだ、本棚があるからどんな本を置いてるのかな~。
あっ、この小説最近発売したのだ。あとは参考書か~。でも、この参考書って公務員試験のヤツだ。全部警察のか。シノくんなら警察官になれるね。それ以外ないな~。
フッとした拍子に上を見ると紙袋が置いてあった。なんだろう?あのサイズなら本が入ってるね。本ならタイトルだけでも見て置きたい!
僕の身長とあの紙袋の位置ならギリギリ…本当にギリギリ届く。
頑張れ!負けるな探求心!あともうちょっと…取れた!あっ。
僕の位置と紙袋の位置が丁度真上で、取れたけど指を滑らして僕の頭にダイブ。運悪く入れる方から落ちてきたから、紙袋の中身が散乱した。
痛たたた。だけど痛かったけどこれで内容が見れる!
落ちた中で近くあるのを取って見るとそこには…女の人が…あのその裸の……言わばエロ本でした。
えっえっ、シノくんの部屋にあると言う事はこれもシノくんので。シノくんだって男の子だからしょうがないかも知れない。僕が男だった頃は一切持ってない。そのこうゆうのが苦手だった。
それ何に興味があるけど……ゴクリ、少しだけ少しだけ見よう。
そう思いページ捲ろうと指を掛けた。
「ハルお待たせ……何してる?」
シノくんが戻って来て、僕がしようとしていた事を見ると止まった。そうゆう僕は顔が赤くなっていた。
次回予告
袖中「偉い最悪のタイミングやったな」
作者「やっぱり男の家に行ったら、お約束だろ」
袖中「そうかも知れないが酷いやろ」
作者「ハハハ、袖中のエロ本の隠しなんて柚葉にバレているぞ」
袖中「なっ!?巧妙に隠してる筈やで!こうなったら、作者のもバラせば」
作者「残念だったな…俺には一冊もない!」
袖中「何!やけど同じ男としてどうなんや」
作者「知らねー。次回予告『気まずい…気まずい』。まぁ、そうなるだろうね」
袖中「サッキーには試練やな」
作者(その試練もお前もいずれ起きるだけどな…今は黙ってるか)




