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僕ッ娘には訳がある!  作者: シノシノ
第二章 高校一年生
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夏休み7

袖中くんと一緒にみんなの所に戻った。 もちろん、袖中がシュノーケルにあったコンタクトレンズを右目につけてだけど。一度取れたのをつけるのは些かいいのか、わからないけどつけないと人前には行かれないし、背に腹は変えられないのでつけ直した。

戻った後も大変だった。

由々に豊満胸に抱かれて、温かくて柔らかい感触を受けながら必死でタップした。……死ぬ。シノくんと柚葉が引き離してくれなかったら、窒息死だった。

そうゆう騒動もあって海を楽しんだ。夕方になって切り上げる事になり、泊まる建物は小春さんがどうにかしてくれるみたいだけど……だけど、これはないよね。

目の前には、立派なコテージ……借りてるよね。


「お前ら何ビビってるだよ。借りモノなんだから、安心しろ」


だよね!よかった、これが誰かの持ち物だったら緊張して楽しめるかどうか怪しかったもんね!

第一に小春さんの夫………って、結婚すらしてなかったね。もうすぐみそ…殺気!?


「ハル、余計な事を考えているのはこの頭か?」

「ぎにゃぁぁぁぁぁ!?」


両側頭部を拳でグリグリされて痛い!?小春さん、慣れてない!?グリグリの仕方といい力加減といい!


「でも、よく予約が取れたよね」


由々の質問で僕のグリグリの刑から解放されて……由々、ありがとう!


「あぁ、経営者が個人的知り合いだからな」


あれ、小春さんの声が優しく聞こえたような。何かあったのかな?女の勘……僕は女じゃない!由々と柚葉も何か察したらしいかけど、風香は察してない。

まぁ、別に小春さんのプライベートを踏み込む気がないから聞かないよ。怖い訳じゃないよ……うんはい、怖いです。


「注目、ここで重大発表がある!」


小春さんから何か重大な事とはなんだろう?


「小春さん、重大発表とはなになに?」

「このコテージは部屋が四つしかない!三部屋はベットが二つ。ベットが一つある部屋は私が使う!と言う事で二人一組になってくれ」


えっ……えぇぇぇぇぇぇぇ!?ちょっと待って、もしかしたらシノくんと人一緒って違う!でも男二人女四人だから、大丈夫だよね!


「咲にぃと一緒に寝るッス」

「せやな、お互いに積もる話しもあるし」な

「なら、由々と一緒寝るー。修学旅行以来だね」

「そうね」


なんか勝手にペアが出来てる。もう残ってるのがシノくんだけか………シノくんだけ!?これはまずいよね!若い男女が一つの部屋で寝るのは……って僕は男だ!


「シノ、ハルお前らは同室な。これにて決定!」


え…えぇ……えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?

油の切れた機械のように顔をシノくんの方に向けるとシノくんも同じように僕を見ていた。


次回予告

柚葉「今回の部屋割り、思想が入ってるッスよね?」

袖中「せやで…企画したのは篠原やけどな」

柚葉「由々ッスか……」

袖中「なんや、不機嫌になって」

柚葉「咲くにぃはシノにぃと同じ鈍感ッス」

袖中「ちょっい待て、どうゆう事や!?」

柚葉「知らないッス。次回予告『夏休み8』!」

袖中「教えてくれや!」


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